バスケットボールの女子日本代表がリオデジャネイロ五輪への出場を決めた。'04年のアテネ五輪以来、'12年ぶり通算4度目の出場である。今回の出場権獲得は、過去3度とは違って、初めてアジア選手権で優勝したことによるものだった。アジア選手権で1位になったことの意味を、じっくりと考えてみたい。
アジアで1位になれば五輪出場権が獲得できる。これはサッカーやバレーボールと同じだが、バスケットボールの女子の場合、アジア1位に出場権が与えられるようになったのは、実は'96年のアトランタ五輪からで、比較的最近の話だ。アトランタ五輪のときアジアの枠は3。つまり'95年のアジア選手権で、3位以内に入れば切符が獲れるという条件だった。結果は3位決定戦で台湾に3点差勝ちで切符を獲得した。
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