#873

記事を
ブックマークする

つかみどころなき俊英、ハーデンの着実な進化。 ~ロケッツの“あご鬚男”に注目~

既に今季、2度のトリプルダブルを記録。着実にトッププレーヤーへの階段を登っている。

 ジェイムズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)は、つかみどころのない選手だ。型にはまった先入観を持って見ると、驚かされることも多い。スピードよりもスキルやタイミングのずれで勝負する熟練スタイルは、一見30代のベテラン選手にも見えるが、実はまだ25歳と若い。NBA選手の中で平均的な運動能力の持ち主に見える一方で、時々、思いがけない瞬発力でディフェンスを抜き去り、豪快なダンクを決めてくる。

「ふだんスローなテンポでプレーすることと、左利きであることで、わかりにくいのだと思う」とハーデンは、自分のプレースタイルを語る。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Getty Images

0

0

0

前記事 次記事