スポーツ報道におけるネットメディアの存在感は増す一方だ。事業化を成功させた“仕掛け人”を発見!
ネットの発達でスポーツメディアの構造改革が進む中、独自の取り組みを続けている人物がいる。野球サイト『フルカウント』を手がける浦山利史だ。
元々、浦山は『ネコ・パブリッシング』という出版社の販売担当だった。サッカー好きが高じて2002年W杯前にはコンビニとのタイアップに奔走。青いゴミ袋付きの雑誌は、W杯の盛り上がりを受けて数万部が完売した。
ただし、あくまで関われるのは営業の仕事のみ。浦山はチャンスを求めて新規事業を手がける『小学館クリエイティブ』に転職した。
浦山は振り返る。
「小さな部署だったので、営業、宣伝、編集すべて1人でやりました。そこでサッカーの書籍を作ったことで、スポーツ界の人脈が広がっていったんです」
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photograph by photographs by Shinya Kizaki