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悩めるオルドリッジに 訪れた幸福の日々。 ~NBA、好調ブレイザーズの大黒柱~

ブレイザーズの柱であるオルドリッジ(左)と、“2年目のジンクス”知らずで活躍中のリラード。

 NBAで忌まわしい言葉とされる単語がある。その単語を口にしなくてもいいように、“Rワード”と表されることもあるほどだ。Rはリビルディング、つまり“再建”の頭文字だ。

“再建”は、チームの先行きが見えず、低迷することを意味している。時に泥沼にはまって抜け出せなくなることもある。少なくとも、一般的にはそういうイメージだ。だからこそ、特にベテラン選手にとっては、できるだけ聞きたくない言葉なのだ。

 ラマーカス・オルドリッジ(ポートランド・トレイルブレイザーズ)にとっても、そうだった。'06年から7シーズンをブレイザーズで過ごしているオルドリッジは、その間に何度も再建やチーム入れ替えを経験した。同期のブランドン・ロイや、1年後のドラフト1位指名選手、グレッグ・オデンがチームの柱と期待されながら故障で消えていき、チームメイトが入れ替わる中、オルドリッジ自身は常に安定したプレーをしてきた。

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photograph by Getty Images

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