いま陸上、体操などスポーツ界で「スーパー高校生」が活躍しているが、ボクシングも例外ではない。
プロ4戦目で日本王座についた“怪物くん”井上尚弥もアマチュア時代から超高校級と騒がれたし、間もなく名古屋と東京でプロデビューする2人の大物ルーキーは、いずれも高校3年生なのである。
その2人は「高校4冠」の田中恒成(中京高)と、尚弥の弟でやはり「高校2冠」の井上拓真(綾瀬西高)で、共に癖のない万能型のボクサーファイターだ。田中が所属する畑中ジムの畑中清詞会長は東海地区から誕生した初の世界王者。井上は兄同様大橋ジム所属で、大橋秀行会長も一時代を築いた世界王者だった。両会長は自らの経験も踏まえて、それぞれの逸材の売り出しに力を入れる。
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photograph by BOXING BEAT