2013年日本女子オープンの最終ホール。6mの難しいスライスラインを見事に決めて、この大会で3年ぶり2度目の優勝を飾った宮里美香は、照れた表情でこう語った。
「いやぁ。(大会初優勝した)2010年は独走の感じだったけど、今日は自分が崩れて混戦になって、お騒がせしてしまったので(笑)」
それもそのはず、5打差でスタートし、独走態勢かと思われたリードは自身の連続ボギーなどもあり、あっという間に縮まった。15番では一時2位タイに後退するなど、思わぬ接戦となり、最後のバーディパットを外せば、佐伯三貴と菊地絵理香の3人によるプレーオフだったのだ。
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photograph by Taku Miyamoto