新馬、札幌2歳S、東スポ杯2歳Sと、有無を言わさぬ3連勝。子供の競走に古馬が一頭だけまじっているかのようなコディーノ(牡3歳、美浦・藤澤和雄厩舎、父キングカメハメハ)の完璧な走りは、今年のクラシック戦線の中心となる存在感を発揮していた。ところが、朝日杯FSで負けて2歳の年度代表馬を逸したことでにわかに疑問符がつき、先日の弥生賞の3着敗退で完全に下界に降ろされてしまった。大きく負けたわけではなく、依然として有力な候補ではあるが、クラシックの混沌はコディーノの成長力不足によるところが大きい。
入れ代わりに主役の座に躍り出たのは、朝日杯FSで単勝130円のコディーノを競り負かしたロゴタイプ(牡3歳、美浦・田中剛厩舎、父ローエングリン)だ。
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photograph by Kiichi Yamamoto