「プロレスだから……」では、片付けられぬ体重差だ。90kgにも満たぬ王者が210kgの挑戦者を迎え撃つ、過去に前例のないタイトル・マッチ。
1月26日、東京・大田区総合体育館で行なわれた全日本プロレス、今年初の3冠ヘビー級選手権のことである。
王者・船木誠勝と挑戦者・曙、両者の体重差は約120kg。総合格闘技から戻ってきた船木の秒殺か、曙の重爆圧殺か。見る側としては劇画チックで興味をそそられたこの一戦。毎年恒例のチャンピオン・カーニバルでは未だ当たっておらず、シングル初対戦というところにも、ファンの注目が集まった。
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photograph by NIKKAN SPORTS