2012年の男子ツアーは、43歳の藤田寛之と44歳の谷口徹が賞金王争いをし、藤田が王座についた。
プロ21年目で初の賞金王に輝いた藤田は、「43歳の僕が賞金王になるようなツアーではダメだ」と、痛烈なメッセージを発し、2位の谷口は「韓国選手対藤田・谷口では寂しいですよね」と、若手の奮起を促すコメントを吐いた。
確かに、今季の男子ツアーは盛り上がりに欠けた。
藤田が指摘するように、20代の池田勇太や石川遼たちが精彩を欠いたこと、そして最も脂が乗って暴れまくらなければならない30代選手たち、谷原秀人や宮里優作が1勝もできなかったことなど、世代の断層が顕著だった。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by Taku Miyamoto