「実感……。ウィニングパットを入れたときは、ほとんどなかったですね。でも、わずか10cmの距離で手が震えた感じとかは、今まで経験がない。それくらい難しいパットだった」
三井住友VISA太平洋マスターズで、石川遼が71戦、728日ぶりの復活優勝を果たした。
2010年の同大会で優勝して以来、実に2年間にわたって勝利から見放されていたことになる。
石川の不振に呼応するかのように、日本男子ツアーの視聴率やギャラリー数も下降気味となっていた。それが、余計に石川にプレッシャーを与えていたのではないだろうか。
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photograph by KYODO