雷雨のち曇り、めまぐるしくコンディションが変化した第2戦マレーシアGPで、2年目の新鋭S・ペレスが金星となる2位表彰台を果たした。ザウバーはBMW時代に優勝もしているが、P・ザウバー代表率いるインディペンデントチームとしては'93年の結成以来となるベストリザルトだ。
チームメイトが世界中のメディアに囲まれている間、小林可夢偉はすでにサーキットを後にしていた。残り10周でブレーキトラブルによるリタイア。帰国便の時間が迫っていたとはいえ、あのような結果を突きつけられれば、どんなドライバーでも一刻も早く立ち去りたくなる。
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