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コービーが大絶賛する、 好調サンダーの若きPG。 ~R・ウェストブルックの反骨心~

UCLAから2008年にドラフト全体4位で入団。高い身体能力で得点を重ねる攻撃型のPGだ。

 コービー・ブライアント(ロサンゼルス・レイカーズ)は、その選手に自分と同じ匂いを感じると言う。

「彼のプレーは好きだ。僕がシャック(元チームメイトのシャキール・オニール)とプレーしていたときに持っていて、今でも持ち続けているようなモノが彼にはある」

 ブライアントがそう絶賛するのは、オクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルックだ。NBAに入って4シーズン目で、すでに2回オールスターに出場し、昨季はリーグのオール・セカンドチームにも選ばれた急成長中のポイントガードである。

 負けず嫌いでアグレッシブなプレースタイル、時に闘争心むき出しで相手に向かっていく姿は、確かに若いときのブライアントを彷彿とさせるものがある。チームのエースはリーグのMVP候補のケビン・デュラントなのだが、自分が二番手だという意識がない“生意気”なところも、オニールがレイカーズにいた頃のブライアントそっくりだ。そのことで周りからよく批判されるのも同じだ。

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photograph by Getty Images

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