東日本大震災の影響で4月から10月2日決勝に日程変更された日本GPが、まもなく開幕する。シーズンは残り4戦。チャンピオン争いは大詰めを迎えている。
モトGPクラスはホンダのC・ストーナーが好調で、第14戦アラゴンGPで8勝目を達成。総合2位、ヤマハのJ・ロレンソに44点差とし、早ければ日本GPで優勝マジックが点灯する。総合3位のA・ドビツィオーゾは、ストーナーと99点差で計算上はタイトル争いに残っている。総合4位以下は、すでにチャンピオンの可能性が消滅した。
実はこういう時期が、もっとも戦いが激しく、見所も多い。タイトルを争う選手たちがミスをしない範囲でギリギリの戦いを繰り広げる一方、チャンピオンの可能性がなくなった選手たちは、来季に向けて100%の走りを見せるからだ。
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photograph by Satoshi Endo