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オコナーの大活躍に思う 日本の育成のあり方。 ~大学ラグビーにインターン制度を~

2010/12/05
東福岡の布巻は今夏、NZ留学を経てさらに一回り大きく成長。卒業後は早大に進学する

 台風が首都圏を襲った10月30日。生気を欠いた日本代表が主力抜きのサモアにあっけなく敗れた試合の後だ。静かになった秩父宮ラグビー場のプレスルームでは、記者たちがインターネットのライブ映像にかじりついていた。

 香港から届いたのはNZと豪州の定期戦、ブレディスロー杯の映像だ。5点を追う豪州が終了直前に逆転し、対NZの連敗を10でストップするスリリングな展開。だが何より慄然とさせられたのは、タイムアップのサイレンが響いた後に同点トライを決め、右隅の難しい逆転ゴールを鮮やかに決めたのが、弱冠20歳のWTBジェームズ・オコナーだったことだ。

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photograph by Nobuhiko Otomo

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