#755

記事を
ブックマークする

好調レッドブルの火種は チーム内の「人間関係」か。 ~“覚醒”ウェバーに焦るベッテル~

モナコGPで今季2度目のワンツーフィニッシュを決めて喜ぶウェバー(中央)とベッテル。

 ここまでレッドブルは、あらゆるサーキットで群を抜くコーナリングスピードを見せている。モナコGPまでの“開幕6戦連続PP”は、'92年シーズンを席巻した王者ウイリアムズ(N・マンセル&R・パトレーゼ)と同じで、他を寄せつけない俊足パフォーマンスを発揮してきた。2勝を挙げたM・ウェバーと1勝のS・ベッテルがともに78点で肩を並べ、モナコでチーム首位に立った彼らは'10年シーズン中盤戦のニューリーダーに躍り出た。

 戦前に言われていた「トップ4混戦」の構図から抜け出し、フェラーリ、マクラーレン、メルセデスGPをリード。結成5年のインディペンデントチームがメーカー系の名門チームを従えて夏に向かうとは、予想以上の快進撃ぶりである。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Getty Images

0

0

0

前記事 次記事