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好調レッドブルの火種は チーム内の「人間関係」か。 ~“覚醒”ウェバーに焦るベッテル~

モナコGPで今季2度目のワンツーフィニッシュを決めて喜ぶウェバー(中央)とベッテル。

 ここまでレッドブルは、あらゆるサーキットで群を抜くコーナリングスピードを見せている。モナコGPまでの“開幕6戦連続PP”は、'92年シーズンを席巻した王者ウイリアムズ(N・マンセル&R・パトレーゼ)と同じで、他を寄せつけない俊足パフォーマンスを発揮してきた。2勝を挙げたM・ウェバーと1勝のS・ベッテルがともに78点で肩を並べ、モナコでチーム首位に立った彼らは'10年シーズン中盤戦のニューリーダーに躍り出た。

 戦前に言われていた「トップ4混戦」の構図から抜け出し、フェラーリ、マクラーレン、メルセデスGPをリード。結成5年のインディペンデントチームがメーカー系の名門チームを従えて夏に向かうとは、予想以上の快進撃ぶりである。

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photograph by Getty Images

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