プレーオフは残酷だ。相手を徹底的に研究しつくした戦いの中では、どの選手も丸裸にされ、弱点がさらけ出されてしまう。
「プレーオフでは自分の得意な動きのうち上から3つは止められる。僕は現役時代、シーズン中にすべてを見せないようにしてきた」と、元インディアナ・ペイサーズで現在はテレビ解説者のレジー・ミラー。プレーオフで多くのビッグショットを決めたクラッチ・プレイヤーの言葉は重い。そのミラーが続けて言う。「しかし、彼はまだ攻撃のバリエーションをそれだけ持っていない」
「彼」と名指しで指摘されたのは、オーランド・マジックのドワイト・ハワード。オールスターで米代表選手、2年連続でリーグ・ディフェンス最優秀選手にも選ばれた24歳の若きスーパースターだ。
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photograph by NBAE/Getty Images