5月30日、東京JCBホールで開催される修斗の大会において、興味深い一騎討ちが組まれた。王者リオン武に同級1位の日沖発が挑戦する修斗世界ライト級チャンピオンシップだ。この一戦を「事実上の65kg級日本一決定戦」と見る関係者は多い。
寝ても立ってもKOを狙えるハードパンチを武器にリオンは“修斗のカリスマ”佐藤ルミナを下した実績を持つ。昨年10月にはかつて修斗ライト級で不動の強さを誇ったブラジル人選手を壮絶な打撃の応酬の末に打ち破り、さらに評価を高めた。また、誰が対戦相手でも、倒し倒されの打撃戦を演じてしまうのがリオンの特徴。観客から見ればこれほどスリルを感じさせてくれる選手もいない。
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photograph by Susumu Nagao