「ここ2、3年のうちに間違いなく投手陣の柱になる投手。パ・リーグばかりが目立つけど、セ・リーグにもいい投手はいるんだ」
中日の森繁和ヘッドコーチが、キャンプの時から語っていた「本物の逸材」。それが、開幕直後の阪神戦でプロ入り初勝利を挙げた、高卒2年目の伊藤準規である。
初登板は入団から僅か半年後の昨年9月30日、巨人戦。巨人は初モノに弱い、さらにカーブ、フォークという縦に変化するボールを2つも使える、というのが抜擢の理由だった。見事期待に応え、1回を無失点で切り抜けている。
今年のキャンプでは森ヘッドコーチと二人三脚でシャドーピッチングに取り組み、自慢のカーブにさらに磨きをかけた。
特製トートバッグ付き!
「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
photograph by NIKKAN SPORTS