内藤―亀田戦で少しは盛り上がった日本ボクシング界だが、今後活躍しそうなホープ4人を紹介したい。ライトフライ級の井岡一翔(かずと)、バンタム級の亀田和毅、スーパーフライ級の木村隼人、そしてスーパーライト級の亀海(かめがい)喜寛だ。
このなかで一歩リードしているのは2階級制覇の元王者・井岡弘樹を叔父に持つ井岡一翔である。この年末にはプロ転向3戦目にして早くも世界ランカーの国重隆と対戦する。これに勝てば、プロ8戦目で世界を制した辰吉、名城の最短記録を更新する可能性も高まる。もともとアマチュアで日本のトップ選手だったが、プロ2戦目、タフでならした松本博志を2回で沈めた試合ではパワー面の向上も印象づけ、評価をぐっと高めた。
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photograph by BOXING BEAT