賞金50万円&JAL国際航空券
南アフリカW杯で、必ずしも高いとはいえなかった下馬評を覆し、ベスト16に到達したサッカー日本代表。イレブンの中でも、ひときわ鮮烈な印象を彼の地に刻んだのが、本田圭佑選手でした。カメルーン戦での先制ゴールやデンマーク戦での芸術的なFKゴールをはじめ、まさに獅子奮迅の大活躍。その独特な存在感もあいまって、まさに”時代の寵児”となりました。小誌は'02年、'06年に引き続き、今回のW杯も週刊化してお届けしましたが、4号すべての表紙を飾ってくれたのが、本田選手でした。
この特筆すべき活躍に心から敬意を表し、第29回ナンバーMVP賞を贈呈することといたしました。
賞の贈呈は12月4日、本田選手が少年サッカー教室のために訪れていたドイツ・デュッセルドルフで行ない、本田選手は次のように喜びを語ってくれました。
「素直に『嬉しい』と言えばありきたりになってしまいますが、これに満足することなく、2回目、3回目を狙っていきたいと思います。来年はどこのクラブでプレーするか今の段階ではわかりませんが、どこでプレーするにせよ、もっともっと上手くなって、もっと点をとっていきたい」
小誌も、本田選手のさらなる飛躍を心から期待し、大いに注目していきます。
スポーツ・グラフィック・ナンバー
編集長 鳥山靖
表紙で振り返る本田圭佑
コラムで振り返る「本田圭佑」
Number MVP賞 歴代受賞者
- 第1回 (1982年) 広岡達朗
- 第2回 (1983年) 青木功
- 第3回 (1984年) 山下泰裕
- 第4回 (1985年) 吉田義男
- 第5回 (1986年) 清原和博
- 第6回 (1987年) 岡本綾子
- 第7回 (1988年) 千代の富士貢
- 第8回 (1989年) ラグビー日本代表
- 第9回 (1990年) 野茂英雄
- 第10回 (1991年) 中嶋悟
- 第11回 (1992年) 亀山努
- 第12回 (1993年) 三浦知良
- 第13回 (1994年) 長嶋茂雄
- 第14回 (1995年) イチロー
- 第15回 (1996年) 伊達公子
- 第16回 (1997年) 中田英寿
- 第17回 (1998年) 清水宏保
- 第18回 (1999年) 松坂大輔
- 第19回 (2000年) 高橋尚子
- 第20回 (2001年) イチロー
- 第21回 (2002年) 稲本潤一
- 第22回 (2003年) 松井秀喜
- 第23回 (2004年) 北島康介
(特別賞) イチロー - 第24回 (2005年) 武豊
- 第25回 (2006年) 王貞治監督と
WBC日本代表 - 第26回 (2007年) 中村俊輔
- 第27回 (2008年) 上野由岐子
- 第28回 (2009年) 原辰徳