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最強のプロレスラー・桜庭和志はなぜ試合中に微笑んだのか…「格闘技史に残る一枚」のカメラマンが語る“グレイシー狩り”の衝撃

ホイス・グレイシーと死闘を繰り広げながら、なぜか「ニヤリ」と微笑んだ桜庭和志。飄々としてとらえどころのない強者の余裕が漂っていた / photograph by Susumu Nagao ホイラー・グレイシーの腕を極める当時30歳の桜庭和志。“グレイシー狩り”の伝説はここから始まった 2006年5月、UFCを視察した桜庭とダナ・ホワイト代表の2ショット ヴァンダレイ・シウバ相手にプロレス技の「モンゴリアンチョップ」を繰り出す桜庭 ランドセルを背負った小学生のコスプレでリングイン。ユニークなアイデアの数々でファンを魅了した 判定に納得がいかず、桜庭はオクタゴンに座り込む 桜庭の腕十字にマーカス・コナンはたまらずタップ 「プロレスラーは本当は強いんです」と語った桜庭は、PRIDEのエースとして自身の言葉を証明していくことになる 安生洋二や高山善廣、高田延彦らに祝福される桜庭 普段はシャイな性格だという桜庭だが、圧倒的なカリスマで格闘技ブームを牽引した あらぬ方向に腕が曲がってもタップしなかったホイラーはレフェリーストップに猛抗議。しかし桜庭は「あそこからどうやって逃げたのか知りたいです」と余裕のマイクで会場を沸かせた 東京ドームで行われたホイス・グレイシーとの時間無制限一本勝負は現在も伝説として語り継がれている オレンジ色のTシャツを着た中央のマスクマンが“本物”の桜庭だった ホリオン・グレイシーがタオルを投げた決定的瞬間。写真右がグレイシー柔術の創始者で木村政彦と対戦したエリオ・グレイシー 1997年12月、「UFC Japan」でマーカス・コナンに腕十字を極める瞬間 総合格闘家・桜庭和志のキャリアは「UFC Japan」でのトーナメント優勝から始まった 1998年3月、桜庭は「PRIDE.2」で同イベントに初参戦。ヴァーノン・“タイガー”・ホワイトに腕ひしぎ十字固めで勝利 「PRIDE.3」で対戦したカーロス・ニュートンに足関節を仕掛ける桜庭。同試合も腕十字で勝負を決めた 1998年10月の「PRIDE.4」ではアラン・ゴエスと対戦。強烈なミドルキックを見舞う桜庭 10分3ラウンドを戦い、時間切れで引き分けとなったゴエス戦。同イベントのメインでは高田延彦がヒクソン・グレイシーに返り討ちにされた 1999年4月に開催された「PRIDE.5」では、後にUFCライトヘビー級王者となるビクトー・ベウフォートに判定勝ち 7月の「PRIDE.6」でエベンゼール・フォンテス・ブラガに得意の腕ひしぎ十字固めを極める桜庭 9月には「PRIDE.7」でアンソニー・マシアスと対戦。桜庭は転がった相手のコントロール術に長けていた プロレス技のフットスタンプを披露する桜庭。その予測不能な戦いぶりから「IQレスラー」と称されるようになる 1999年11月12日、悲願の“グレイシー越え”を成し遂げた「PRIDE.8」のホイラー・グレイシー戦 この試合からPRIDEのメインイベンターを務めるようになった桜庭。ムチがしなるような鋭い蹴りを繰り出すたびに、客席から歓声が送られた 完璧に腕を極められていたものの、ホイラーはレフェリーストップに納得がいかずこの表情 2000年1月、PRIDEの初代王者を決めるために開催された「PRIDE GRANDPRIX 2000」の開幕戦でガイ・メッツァーにTKO勝ち 桜庭のほかホイス・グレイシー、マーク・コールマン、イゴール・ボブチャンチン、藤田和之、ゲーリー・グッドリッジらが2回戦に進出した 2000年5月1日に開催された「PRIDE GRANDPRIX 2000」決勝戦。会場となった東京ドーム “世界最強”を決めるトーナメントを見ようと、4万人近い観衆が東京ドームに詰めかけた ロープ越しにアームロックを仕掛けながら、ニヤリと微笑んだ桜庭。決定的な瞬間を捉えた写真は格闘技ブームを象徴する一枚となった 強烈なローキックでホイスの脚にダメージを与え続けた桜庭 桜庭は道着をつかんでホイスを自由自在にコントロールした 疲労困憊の息子ホイスに声をかけるグレイシー柔術の始祖エリオ・グレイシー 6ラウンド90分という格闘技史に類を見ない死闘となり、ついにホイスは戦意を喪失した 試合後の桜庭とホイス 「PRIDE GRANDPRIX 2000」準決勝ではロシアンフックの使い手であるイゴール・ボブチャンチンと対戦 ホイス戦の疲労は隠せず、桜庭は準決勝で敗退。マーク・コールマンがボブチャンチンを降し、初代グランプリ王者となった 2000年12月、ハイアン・グレイシー戦での桜庭。対グレイシー戦は4連勝となり、「グレイシーハンター」という肩書きを不動のものとした 髪を二色に染め上げた桜庭は、自前のベルトを披露 2001年3月の「PRIDE.13」、白衣を着た学者風のコスチュームで入場する桜庭 ヒクソン・グレイシーとの対戦は叶わず、PRIDEで無敗を続けていたヴァンダレイ・シウバ戦が組まれた 首相撲から強烈な膝蹴りを入れるシウバ 同大会よりグラウンド(4点ポジション)での蹴りや踏みつけが解禁。このルール改正はシウバに有利に働いた 勝利したシウバは桜庭の自作ベルトを奪って歓喜のポーズ 顔を腫らした桜庭に声をかけるシウバ 2001年7月、「PRIDE.15」で桜庭はクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンと対戦 腕をとった桜庭を自慢の怪力で持ち上げるジャクソン 後にUFC王者となるジャクソンのパワーは規格外だった ジャクソンの怪力に手を焼きながら、スリーパーホールドで勝利を収めた桜庭 2001年11月の「PRIDE.17」。ミドル級王座決定戦でヴァンダレイ・シウバと再戦 桜庭を高々と担ぎ上げて投げをうつシウバ マットに叩きつけられて左肩を脱臼した桜庭は無念のドクターストップとなった PRIDEミドル級王者の証であるベルトをかかげるシウバ 2002年8月、9万人以上の観客を動員した国立競技場での「Dynamite!」のメインイベントでミルコ・クロコップと対戦 当時、立ち技と総合格闘技を両立していた強豪ミルコ。強烈なローキックを桜庭に叩き込む ミルコの蹴り上げで眼窩底骨折した桜庭は2ラウンド終了時点でドクターストップとなった 2003年8月、桜庭はPRIDEミドル級グランプリ1回戦で因縁のヴァンダレイ・シウバと3度目の対戦 シウバの強烈な右フックを被弾した桜庭。衝撃的な失神KO負けを喫した 2003年11月には、後にミルコやヒョードルと名勝負を繰り広げるケビン・ランデルマンと対戦 得意の腕ひしぎ十字固めで桜庭の一本勝ち。ランデルマンは2016年、44歳の若さでこの世を去った 阪神の野球帽を被った小学生のコスプレで入場する桜庭 ムキムキの体型とランドセルのギャップが笑いを誘う 2005年6月、ふたたび開催されたPRIDEミドル級グランプリ2回戦で強豪ヒカルド・アローナと対戦 アブダビコンバット連覇など“寝技王”を異名をとるアローナは、この体勢から強烈な膝蹴りを連発 桜庭の顔面は腫れ上がり、大量の出血をともなう凄惨な試合となった 顔が変形するほどのダメージを負い、血だらけになった桜庭の姿に、多くのファンがショックを受けた 2005年10月の「PRIDE.30」では、後にUFC殿堂入りを果たすケン・シャムロックに右ストレートでTKO勝ち 最後のPRIDE参戦となった2005年大晦日の「男祭り」では、レイザーラモンHGのコスプレで入場 「フォー!」のポーズを披露 美濃輪育久(現ミノワマン)に格の違いを見せつけて一本勝ち。PRIDEに別れを告げた 2006年8月のケスタティス・スミルノヴァス戦。パンチを被弾して危険な状態になりながらも、なんとか腕ひしぎ十字固めで一本勝ち 試合後には後に“ヌルヌル事件”を巻き起こす秋山成勲との2ショットも 2007年6月には米ロサンゼルスで開催された「Dynamite!! USA」に参戦 計量では身体に落書きをする桜庭らしいユーモアを披露 かつて死闘を繰り広げたホイス・グレイシーとリング上で再会を果たした 試合には判定で敗れたものの、レジェンドふたりの寝技の応酬はファンを喜ばせた 2007年9月には柴田勝頼とプロレスラー対決を行い、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち 2008年の大晦日には、かつてUWFインターナショナルでしのぎを削った“孤高の天才”田村潔司と対戦 田村戦の入場シーン。親友の下柳剛(当時は阪神タイガース所属)にマスクをかぶせ、“偽桜庭和志”に仕立てた桜庭 マスクを脱いだ下柳と共に入場する桜庭の演出に観客は大盛り上がり 田村をグラウンドに引き込む桜庭 桜庭にパウンドを落とす田村 試合は判定で田村が勝利を収めた 2009年10月、「DREAM.12」でゼルグ・“弁慶”・ガレシックと対戦。足関節を狙う桜庭 鮮やかな膝十字固めが極まり、痛みのあまり絶叫しながらタップするガレシック 現在のところ、この試合がMMAでの桜庭の最後の勝利となっている 2016年4月の「RIZIN.1」では所英男とタッグを組み、ヴァンダレイ・シウバ&田村潔司組と「グラップリングダブルバウト」を行った ©RIZIN FF Susumu Nagao かつての因縁はお互いへのリスペクトに変わり、リング上で和やかな笑顔を魅せる桜庭とシウバ ©RIZIN FF Susumu Nagao 2018年、桜庭は団体勝ち抜き戦のグラップリング大会「QUINTET」を立ち上げた 自身も選手としてQUINTETに参戦。入場時のパフォーマンスは健在 ハイレベルかつスピーディーな寝技が魅力のQUINTET 「新世紀エヴァンゲリオン」風のマスクを被って登場 細かい動きもじつにコミカル

ホイラー・グレイシーの腕を極める当時30歳の桜庭和志。“グレイシー狩り”の伝説はここから始まった

ホイス・グレイシーと死闘を繰り広げながら、なぜか「ニヤリ」と微笑んだ桜庭和志。飄々としてとらえどころのない強者の余裕が漂っていた / photograph by Susumu Nagao ホイラー・グレイシーの腕を極める当時30歳の桜庭和志。“グレイシー狩り”の伝説はここから始まった 2006年5月、UFCを視察した桜庭とダナ・ホワイト代表の2ショット ヴァンダレイ・シウバ相手にプロレス技の「モンゴリアンチョップ」を繰り出す桜庭 ランドセルを背負った小学生のコスプレでリングイン。ユニークなアイデアの数々でファンを魅了した 判定に納得がいかず、桜庭はオクタゴンに座り込む 桜庭の腕十字にマーカス・コナンはたまらずタップ 「プロレスラーは本当は強いんです」と語った桜庭は、PRIDEのエースとして自身の言葉を証明していくことになる 安生洋二や高山善廣、高田延彦らに祝福される桜庭 普段はシャイな性格だという桜庭だが、圧倒的なカリスマで格闘技ブームを牽引した あらぬ方向に腕が曲がってもタップしなかったホイラーはレフェリーストップに猛抗議。しかし桜庭は「あそこからどうやって逃げたのか知りたいです」と余裕のマイクで会場を沸かせた 東京ドームで行われたホイス・グレイシーとの時間無制限一本勝負は現在も伝説として語り継がれている オレンジ色のTシャツを着た中央のマスクマンが“本物”の桜庭だった ホリオン・グレイシーがタオルを投げた決定的瞬間。写真右がグレイシー柔術の創始者で木村政彦と対戦したエリオ・グレイシー 1997年12月、「UFC Japan」でマーカス・コナンに腕十字を極める瞬間 総合格闘家・桜庭和志のキャリアは「UFC Japan」でのトーナメント優勝から始まった 1998年3月、桜庭は「PRIDE.2」で同イベントに初参戦。ヴァーノン・“タイガー”・ホワイトに腕ひしぎ十字固めで勝利 「PRIDE.3」で対戦したカーロス・ニュートンに足関節を仕掛ける桜庭。同試合も腕十字で勝負を決めた 1998年10月の「PRIDE.4」ではアラン・ゴエスと対戦。強烈なミドルキックを見舞う桜庭 10分3ラウンドを戦い、時間切れで引き分けとなったゴエス戦。同イベントのメインでは高田延彦がヒクソン・グレイシーに返り討ちにされた 1999年4月に開催された「PRIDE.5」では、後にUFCライトヘビー級王者となるビクトー・ベウフォートに判定勝ち 7月の「PRIDE.6」でエベンゼール・フォンテス・ブラガに得意の腕ひしぎ十字固めを極める桜庭 9月には「PRIDE.7」でアンソニー・マシアスと対戦。桜庭は転がった相手のコントロール術に長けていた プロレス技のフットスタンプを披露する桜庭。その予測不能な戦いぶりから「IQレスラー」と称されるようになる 1999年11月12日、悲願の“グレイシー越え”を成し遂げた「PRIDE.8」のホイラー・グレイシー戦 この試合からPRIDEのメインイベンターを務めるようになった桜庭。ムチがしなるような鋭い蹴りを繰り出すたびに、客席から歓声が送られた 完璧に腕を極められていたものの、ホイラーはレフェリーストップに納得がいかずこの表情 2000年1月、PRIDEの初代王者を決めるために開催された「PRIDE GRANDPRIX 2000」の開幕戦でガイ・メッツァーにTKO勝ち 桜庭のほかホイス・グレイシー、マーク・コールマン、イゴール・ボブチャンチン、藤田和之、ゲーリー・グッドリッジらが2回戦に進出した 2000年5月1日に開催された「PRIDE GRANDPRIX 2000」決勝戦。会場となった東京ドーム “世界最強”を決めるトーナメントを見ようと、4万人近い観衆が東京ドームに詰めかけた ロープ越しにアームロックを仕掛けながら、ニヤリと微笑んだ桜庭。決定的な瞬間を捉えた写真は格闘技ブームを象徴する一枚となった 強烈なローキックでホイスの脚にダメージを与え続けた桜庭 桜庭は道着をつかんでホイスを自由自在にコントロールした 疲労困憊の息子ホイスに声をかけるグレイシー柔術の始祖エリオ・グレイシー 6ラウンド90分という格闘技史に類を見ない死闘となり、ついにホイスは戦意を喪失した 試合後の桜庭とホイス 「PRIDE GRANDPRIX 2000」準決勝ではロシアンフックの使い手であるイゴール・ボブチャンチンと対戦 ホイス戦の疲労は隠せず、桜庭は準決勝で敗退。マーク・コールマンがボブチャンチンを降し、初代グランプリ王者となった 2000年12月、ハイアン・グレイシー戦での桜庭。対グレイシー戦は4連勝となり、「グレイシーハンター」という肩書きを不動のものとした 髪を二色に染め上げた桜庭は、自前のベルトを披露 2001年3月の「PRIDE.13」、白衣を着た学者風のコスチュームで入場する桜庭 ヒクソン・グレイシーとの対戦は叶わず、PRIDEで無敗を続けていたヴァンダレイ・シウバ戦が組まれた 首相撲から強烈な膝蹴りを入れるシウバ 同大会よりグラウンド(4点ポジション)での蹴りや踏みつけが解禁。このルール改正はシウバに有利に働いた 勝利したシウバは桜庭の自作ベルトを奪って歓喜のポーズ 顔を腫らした桜庭に声をかけるシウバ 2001年7月、「PRIDE.15」で桜庭はクイントン・“ランペイジ”・ジャクソンと対戦 腕をとった桜庭を自慢の怪力で持ち上げるジャクソン 後にUFC王者となるジャクソンのパワーは規格外だった ジャクソンの怪力に手を焼きながら、スリーパーホールドで勝利を収めた桜庭 2001年11月の「PRIDE.17」。ミドル級王座決定戦でヴァンダレイ・シウバと再戦 桜庭を高々と担ぎ上げて投げをうつシウバ マットに叩きつけられて左肩を脱臼した桜庭は無念のドクターストップとなった PRIDEミドル級王者の証であるベルトをかかげるシウバ 2002年8月、9万人以上の観客を動員した国立競技場での「Dynamite!」のメインイベントでミルコ・クロコップと対戦 当時、立ち技と総合格闘技を両立していた強豪ミルコ。強烈なローキックを桜庭に叩き込む ミルコの蹴り上げで眼窩底骨折した桜庭は2ラウンド終了時点でドクターストップとなった 2003年8月、桜庭はPRIDEミドル級グランプリ1回戦で因縁のヴァンダレイ・シウバと3度目の対戦 シウバの強烈な右フックを被弾した桜庭。衝撃的な失神KO負けを喫した 2003年11月には、後にミルコやヒョードルと名勝負を繰り広げるケビン・ランデルマンと対戦 得意の腕ひしぎ十字固めで桜庭の一本勝ち。ランデルマンは2016年、44歳の若さでこの世を去った 阪神の野球帽を被った小学生のコスプレで入場する桜庭 ムキムキの体型とランドセルのギャップが笑いを誘う 2005年6月、ふたたび開催されたPRIDEミドル級グランプリ2回戦で強豪ヒカルド・アローナと対戦 アブダビコンバット連覇など“寝技王”を異名をとるアローナは、この体勢から強烈な膝蹴りを連発 桜庭の顔面は腫れ上がり、大量の出血をともなう凄惨な試合となった 顔が変形するほどのダメージを負い、血だらけになった桜庭の姿に、多くのファンがショックを受けた 2005年10月の「PRIDE.30」では、後にUFC殿堂入りを果たすケン・シャムロックに右ストレートでTKO勝ち 最後のPRIDE参戦となった2005年大晦日の「男祭り」では、レイザーラモンHGのコスプレで入場 「フォー!」のポーズを披露 美濃輪育久(現ミノワマン)に格の違いを見せつけて一本勝ち。PRIDEに別れを告げた 2006年8月のケスタティス・スミルノヴァス戦。パンチを被弾して危険な状態になりながらも、なんとか腕ひしぎ十字固めで一本勝ち 試合後には後に“ヌルヌル事件”を巻き起こす秋山成勲との2ショットも 2007年6月には米ロサンゼルスで開催された「Dynamite!! USA」に参戦 計量では身体に落書きをする桜庭らしいユーモアを披露 かつて死闘を繰り広げたホイス・グレイシーとリング上で再会を果たした 試合には判定で敗れたものの、レジェンドふたりの寝技の応酬はファンを喜ばせた 2007年9月には柴田勝頼とプロレスラー対決を行い、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち 2008年の大晦日には、かつてUWFインターナショナルでしのぎを削った“孤高の天才”田村潔司と対戦 田村戦の入場シーン。親友の下柳剛(当時は阪神タイガース所属)にマスクをかぶせ、“偽桜庭和志”に仕立てた桜庭 マスクを脱いだ下柳と共に入場する桜庭の演出に観客は大盛り上がり 田村をグラウンドに引き込む桜庭 桜庭にパウンドを落とす田村 試合は判定で田村が勝利を収めた 2009年10月、「DREAM.12」でゼルグ・“弁慶”・ガレシックと対戦。足関節を狙う桜庭 鮮やかな膝十字固めが極まり、痛みのあまり絶叫しながらタップするガレシック 現在のところ、この試合がMMAでの桜庭の最後の勝利となっている 2016年4月の「RIZIN.1」では所英男とタッグを組み、ヴァンダレイ・シウバ&田村潔司組と「グラップリングダブルバウト」を行った ©RIZIN FF Susumu Nagao かつての因縁はお互いへのリスペクトに変わり、リング上で和やかな笑顔を魅せる桜庭とシウバ ©RIZIN FF Susumu Nagao 2018年、桜庭は団体勝ち抜き戦のグラップリング大会「QUINTET」を立ち上げた 自身も選手としてQUINTETに参戦。入場時のパフォーマンスは健在 ハイレベルかつスピーディーな寝技が魅力のQUINTET 「新世紀エヴァンゲリオン」風のマスクを被って登場 細かい動きもじつにコミカル

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