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「最高年収は6000万円」日本中に“嫌われた”ダンプ松本の知られざる給料事情「あ、刺されちゃう」当時の私設マネージャーが明かす“いやがらせ被害”

posted2026/10/30 17:05

 
「最高年収は6000万円」日本中に“嫌われた”ダンプ松本の知られざる給料事情「あ、刺されちゃう」当時の私設マネージャーが明かす“いやがらせ被害”<Number Web> photograph by 東京スポーツ新聞社

極悪同盟のメンバーとともに入場するダンプ松本

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伊藤雅奈子

伊藤雅奈子Kanako Ito

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東京スポーツ新聞社

Netflix『極悪女王』のモデルにもなり、再び脚光を浴びている全日本女子プロレス興業。女子プロレスブームを巻き起こした“伝説の女子プロレス団体”は、なぜ37億円もの借金を背負い解散したのか――。

創業一族・松永4兄弟の姪、影かほるの視点から“知られざる真実”に迫ったノンフィクション『落城 実録 全日本女子プロレス「熱狂」と「極悪」の37年史』(伊藤雅奈子 著、宝島社)より、長与千種と極悪同盟・ダンプ松本が激突した「敗者髪切りデスマッチ」の章を抜粋して紹介します。《全3回の最終回/第1回、第2回も公開中》

◆◆◆

 大阪城ホールで子どもから大人までを欺いたかほるに、国松が言った。

「おまえ、巡業に残って1週間ぐらいまわってみたらどうだ?」

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 願ってもないチャンスが到来した。セコンド要員ではあったものの、かほるは九州、四国、山陰のサマーサーキットに同行した。

「店は…やらない。私は国ちゃんについて行く」

 黙っていなかったのは、海賊のオーナーである俊国だ。

「おまえ、いつまでそっちにいるんだ。店はどうすんだ。もうオープンの準備にかかってるんだぞ。早く帰って来い!」

「店は……やらない。私は国ちゃんについて行く」

「馬鹿野郎! 誰のために店をつくったと思ってるんだ。じゃあ、せめてオープンの日だけでもいいから、帰って来い」

 やむを得ず巡業先の兵庫県から帰京して、新規オープンで賑わう海賊を手伝った。

「国松はな、おまえの面倒を見れねぇぞ。けど、俺は最後までちゃんと面倒を見る。あいつはどうせ、途中で放り出すんだから。そのときに泣いてきたって、遅いんだぞ。それでもいいのか? プロレスを続けたいのか?」

【次ページ】 「じゃあ、明日、試合するぞ」

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#落城 実録 全日本女子プロレス「熱狂」と「極悪」の37年史

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