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「プロレスも学生生活も青春です」高校3年生の女子プロレスラー・心希が明かす「友達はみんな受験」「体育祭翌日に両国大会」高校最後の夏を追った
posted2026/10/27 11:02
高校3年生の女子プロレスラー・心希(しんの)
text by

橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph by
Norihiro Hashimoto
山口県に住む17歳の心希は、高校生活最後の夏を親元から離れて東京で過ごした。
彼女はマリーゴールド所属の女子プロレスラー。母親は元レスラーの大向美智子である。昨年5月にデビューし、学校に通いながら週末を中心に試合に出場。春夏冬と長期の休みは東京で寝泊まりし、仲間たちと練習に励んでいる。
夢がアイドルからプロレスラーに代わった日
空手に加えバレエ、ダンスを習ってきた。SKE48の松井珠理奈に憧れ、アイドルになりたかったという。何度もオーディションを受けてきた。
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夢が変わったのは一昨年のこと。1998年から2003年まで活動した団体アルシオンの一夜限定興行を見に行った。所属していた母もリングに。コスチューム姿で闘う「ママ」の姿は衝撃的だった。
「普段のママと全然違いました。私が生まれる前の時代に戻ったみたいで。いつもはお茶目なママなんです、怒ると怖いけど。私の友だちにも“みちこ”って呼ばれたり。でも“プロレスラー・大向美智子”を見た時に凄いなって。うまく言葉にできないんですけど“うわっ”てなりました」
アルシオンを率いたロッシー小川氏はスターダムの創設者でもある。プロレスに惹かれていた中、小川氏が新団体を作ると聞いて「私が行く道はこれしかない」と思った。片道2時間かけてリングのある場所に通い、母の指導で基本を身につける。得意技のサソリ固めは母に教わったものだ。

