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「プロレスも学生生活も青春です」高校3年生の女子プロレスラー・心希が明かす「友達はみんな受験」「体育祭翌日に両国大会」高校最後の夏を追った
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橋本宗洋Norihiro Hashimoto
photograph byNorihiro Hashimoto
posted2026/10/27 11:02
高校3年生の女子プロレスラー・心希(しんの)
「粘り強さが出てきた」心希の成長
旗揚げ1周年のマリーゴールドでデビュー。プロレスに専念できる他の選手より試合数は少ないが、空手ベースの蹴りが光る。若手が多いマリーゴールドの中でも、決して埋もれることはなかった。
今年の夏は、恒例のシングルリーグ戦「DREAM STAR GP」に初エントリー。2勝3敗という結果に終わったが、懸命な闘いぶりは印象に残るものだった。シングルマッチの連続は大きな経験にもなった。
「デビューしてからシングルの経験があまりなかったので、自分1人で闘うっていうのが難しくて。
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パートナーのアシストがないので自分の力が試されるんです。試合中、誰にも助けてもらえない。そういう試合を何度も経験して、粘り強さが出てきたと思います。自分が持っているもので相手にどう勝つか。底力みたいなものがついたような気がします」
リーグ戦の決勝はともに2023年デビューのビクトリア弓月と瀬戸レアの対戦となり、弓月が初優勝を果たした。若い選手が躍進しているマリーゴールドの現在を象徴するような試合。心希は「凄く悔しかった」と振り返る。
「同じ若手が活躍してるのに、私はまだまだ足りないところだらけだなって」
「私が人生を捧げたいのはプロレス」
充実していて、だけど悔しさも残った夏。同級生より一足早く、大人の世界で闘っていた。心細くなったり、友だちと会いたくなったりはしなかったのだろうか。
「青春も大事にしたいけど、私が人生を捧げたいのはプロレスなので。今の生活を選ぶのに躊躇はしなかったですね。それに高校3年生なので、友だちはみんな受験があって勉強が忙しいんです。自分もプロレスに専念できました。友だちはプロレスをやるのを応援してくれてます。忙しくても時間をあけて遊びに行ってくれたり、いろいろ助けてもらってるなって。プロレスも青春だし、学生生活も青春です」


