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「スピード練習はほぼしない」箱根駅伝予選会“予選落ち”でも「驚きの嬉し泣き」…武蔵野学院大で“無名の選手”がナゼ伸びる?「『雑草軍団』の意志を…」

posted2026/10/18 11:03

 
「スピード練習はほぼしない」箱根駅伝予選会“予選落ち”でも「驚きの嬉し泣き」…武蔵野学院大で“無名の選手”がナゼ伸びる?「『雑草軍団』の意志を…」<Number Web> photograph by Keiji Ishikawa

箱根駅伝予選会で通過ラインには届かない12位だった武蔵野学院大。それでも他チームとは異なり、ポジティブなリアクションが話題となった

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高田悠太郎

高田悠太郎Yutaro Takada

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Keiji Ishikawa

 今年も大激戦だった箱根駅伝予選会。そんな中で、テレビ中継で大きな話題を集めたのが12位で予選落ちに終わった“ある大学”の選手たち。僅差の予選落ちに涙するライバル校が多い中で、なぜ彼らは「嬉し涙」を流せたのか。そのウラ話を現地取材でレポートする。《NumberWebレポート全2回の2回目/最初から読む》

 20年前の2006年、箱根駅伝を優勝したのは亜細亜大学だった。

 率いていたのは岡田正裕監督だ。練習は、とにかく長い距離を走り込むことを重視。通称「地獄の阿蘇合宿」を実施する夏シーズンは、月に1300kmを走る選手も少なからずいたという。

 今、原晋監督による“青学メソッド”が箱根駅伝を席巻している。そのネーミングに倣うなら、いわば“亜細亜メソッド”ないしは“岡田メソッド”だ。

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 10月17日に立川・昭和記念公園などで行われた箱根駅伝予選会で12位に入った武蔵野学院大学は、そんな“亜細亜/岡田メソッド”の正統後継チームだと言える。

監督は「『雑草軍団』の意志を継いでいます」

 坂田和監督は現役時代、選手として、亜細亜大学で岡田元監督の指導を受けていた。さらに、亜細亜大学が箱根駅伝で優勝した2006年には、同校でコーチを務めていた人物でもある。

 その坂田監督は「(亜細亜大学が当時よく呼ばれていた)『雑草軍団』の意志を継いでいます」と言い切った上で、こう続ける。

「練習では走行距離を重視することはもちろん、予選会の昭和記念公園内コースも意識して、クロカンばっかりやっていますよ(笑)。スピード練習はほぼしていないです。力のない子は特に、故障の原因にもなりますからね。夏合宿の場所も例年、阿蘇。普段も合宿でも、岡田元監督の練習スタイルを引き継いでいます」

【次ページ】 厳しさを増す予選会…本選出場の可能性は?

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