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バレーボールPRESSBACK NUMBER
「関さん(関田誠大)と一緒に優勝したかった」リベロ小川智大が振り返るサントリーでの濃密な時間「バレーボールは数字には表れない“空気”も大事」
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph byAFLO SPORT
posted2026/10/13 11:00
新シーズンはポーランドのボクダンカ・ルク・ルブリンでプレーするリベロ小川智大(30歳)
一緒にコートに入る選手同士で、「こいつはこういうヤツだ」というのがわかれば、大事な試合でも落ち着いてやれる材料になりますから。やっぱり相手を分析する前に、チームメイトがどういう人間か、例えば勝負強いとか、ここぞという時にやれるとか、そういうところを知って、信じて戦えることが、チーム力につながる。僕自身、メンタル的に落ち着いて戦える要因の一つになります。
チームメイトができるって思えば思えるほど、僕は安心できますし、僕も安心感を与えたい。関さんや太志さん、藍とそういう関係性を築けたことは、代表にも大きく影響するんじゃないかと。これまではその部分で、代表の試合に多く出ていたトモさん(山本智大)にアドバンテージがあったと思いますが、この2年で、僕もいいものを積み重ねられたと思うので。
バレーボールは、数字には表れない“空気”もすごく大事。「なんか落ち着く」とか、そういうものに左右される部分は大きいと思っています。僕がウルフドッグス名古屋にいた時は、僕が一番フィットしていただろうし、今だったら、大阪ブルテオンにはトモさんじゃないとフィットしないと思う。そういうものがあります。
「最高のメンバーと勝ちたかった」
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僕は7年ぐらい日本のリーグでやらせてもらったんですけど、サントリーでのシーズンは、今までで一番、「勝たなきゃいけない」というプレッシャーみたいなものがあって、しんどいというか、大変な1年でした。最高のメンバーが揃っていましたし、みんな経験値がすごく豊富で、どうやったら勝てるかをわかっている、そんなチームでしたから。だから楽しかったですけどね。
でも最後、ファイナルで大阪ブルテオンに負けたので、悔しい思いで終わってしまった。昨年サントリーに呼んでいただいて、「優勝しなければいけない」と自分の中では思っていました。呼んでもらったチームに対する恩返しが優勝だと思っていたので、それができなかったことは非常に悔しい。その前年(STINGS愛知で)一緒に優勝できなかった関さんとも、一緒に優勝したかったし、いろんな方々のためにも、自分のためにも、戦ったんですけど。あのチームメイトと一緒に勝ちたかったので、本当に悔しかったです。〈つづき→後編に続く〉

