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バレーボールPRESSBACK NUMBER
「関さん(関田誠大)と一緒に優勝したかった」リベロ小川智大が振り返るサントリーでの濃密な時間「バレーボールは数字には表れない“空気”も大事」
posted2026/10/13 11:00
新シーズンはポーランドのボクダンカ・ルク・ルブリンでプレーするリベロ小川智大(30歳)
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph by
AFLO SPORT
アジア選手権で金メダルを獲得し、今シーズン最大のターゲットであった「ロサンゼルス五輪出場権の獲得」を達成したバレーボール男子日本代表。2年後に向けてそれぞれがレベルアップを誓う中、リベロ小川智大(30歳)は日本を離れ、ポーランド移籍を決断した。書籍『バレーボール男子日本代表 約束の舞台へ』(世界文化社/構成:米虫紀子、田中夕子、金子裕美/2026年8月27日発売)から、SVリーグで過ごした時間と移籍の経緯を語った章を抜粋掲載します。〈全2回の前編/以下、小川智大の一人語り〉
『バレーボール男子日本代表 約束の舞台へ』(著・米虫紀子、田中夕子、金子裕美/世界文化社、2026年8月27日発売)
関田誠大と一緒にプレーした2年間
僕はパリのあとのこの2年、2024-25シーズンはジェイテクトSTINGS愛知、25-26シーズンはサントリーサンバーズ大阪でプレーしてきました。両方とも、関さん(関田誠大)と一緒にやれたことは大きかったかなと思います。代表で活躍するには、そこがすごく大事だと思っているので。
僕はパリオリンピックまでは、関さんと一緒にコートに入って試合をやれる機会が少なかった。24年は僕も代表で出る機会が増えましたけど、それまでは年に数試合でした。それだと勝っても負けても、僕がどういう人間かというのが伝わりづらい。そこが一番、僕にとって大事なところだったので、この2シーズン、一緒にできてよかった。自分の雰囲気を知ってもらえたと思うし、関さんの雰囲気を知れたのもよかったです。
僕は練習だと、なんていうか、本気じゃないわけではないんですけど、ガアッと集中できない、しないんですよ。でも試合になると、特にファイナルみたいな場になると、ガッ! と集中する。練習でできても、試合でできるとは限らないし、僕は試合でできる人がすべてだと思っています。そういう部分を、一緒に試合を重ねる中で知ってもらえたと思うし、逆に僕も関さんがどういう人かわかった。サントリーでは(高橋)藍や(小野寺)太志さんとも一緒にできて、(代表でも主力になっている選手たちと)雰囲気をお互いに感じ取れたことはすごく大事なことでした。

