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塩貝健人でも佐野航大でもなく…森保ジャパンでアピールに成功した“ある選手”「新戦力のテスト」はなぜ難しかった?「FIFAランキングを落とせない」
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戸塚啓Kei Totsuka
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/10/07 17:50
中村敬斗のアシストから堂安律が決勝ゴールを決め、ニュージーランドに勝利した日本。4連戦を全勝(PK戦含む)で終えた
今回の4連戦で言えば、試合開始時点でのランキングは日本が17位、ウルグアイが20位、エクアドルが25位、ベネズエラが47位、ニュージーランドが86位だった。日本からすると、勝っても多くのポイントは獲得できず、負けたらポイントを失ってしまう相手ばかりである。
限定的になった新戦力のテスト
いくつもの理由が重なった結果として、北中米ワールドカップのメンバーが4試合を通して長く起用され、チームはエクアドル戦のPK戦による勝利を含めて4つの白星を並べた。最新のFIFAランキングでの順位は変わらなかったが、確実にポイントを上積みしている。それこそが、今回の4試合でチームが求めたものだったのだろう。
ランキング下位のチーム相手に、取りこぼしをしない。その前提に立ったことで、新戦力のテストに振り切ることはできなかった。
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北中米ワールドカップのメンバーながら出場機会の少ないFW後藤啓介、後藤と同じロス五輪世代で初招集のMF齋藤俊輔は1試合のみ、国際Aマッチ出場はあるものの出場機会が限られていた佐野航大は先発1試合で2試合の出場にとどまった。北中米ワールドカップ代表の塩貝健人も、ウルグアイ戦で代表初得点を記録しながら交代出場で3試合の出場に終わっている。プレータイムは合計で30分にも満たない。
J1の横浜F・マリノスで得点を重ねてきた谷村海那も、スタメンはエクアドル戦のみだった。クラブ事情でベネズエラ戦後に離脱した佐藤龍之介はともかくとして、フレッシュな人材のテストは限定的なものとなった。
必然だった主力選手の活躍
森保監督の選手起用に、違う角度から光を当ててみる。
それぞれの試合で勝利を手繰り寄せる主因となったのは、北中米ワールドカップの主力メンバーである。4戦4発の上田綺世はもちろん、久保建英はウルグアイ戦、ベネズエラ戦で途中出場から試合の流れを変えた。中村敬斗と伊東純也は、サイドからの突破力を見せつけた。シャドーとボランチのポジションで起用された鎌田大地も、余裕を感じさせながらゲームをコントロールしていた。


