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「あっけなく、そっけなくクビ宣告」ヤクルトの名守護神・高津臣吾はなぜ、引退試合なしの戦力外通告を受けたのか…「悔しさは今でも忘れない」
text by

高津臣吾Shingo Takatsu
photograph byKazuaki Nishiyama
posted2026/10/09 06:00
1997年の日本シリーズを制し、胴上げ投手となったヤクルトの高津臣吾
僕はスワローズから戦力外通告を受けた。平たく言えば「クビ」である。長年にわたってチームのために必死で右腕を振り続けてきた自負はあった。微力ながらも、チームの勝利に、リーグ制覇、そして日本一に貢献したという思いもあった。
功績無視の“戦力外通告”「今でも忘れていない」
それでも、球団からあっけなく、実にそっけなくクビを宣告された。
このときの悔しさは今でも忘れていない。そして、この思いがあったからこそ、08年からの「高津臣吾第二章」が始まることになったのだ。
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韓国、台湾、そして新潟……。結果的に、さまざまな場所で、さまざまな人と出会い、さまざまな野球に触れることができたことが、僕の新たな幸せを生み出してくれることになるのだが、当時はまったくそんな心境にはなれなかった。
本章では、改めて僕が歩んできた道のりを振り返ってみたい。時間が経過したからわかること、見えることもあるはずだ。
まずは、スワローズ最終年となった「2007年」に時計の針を戻したい――。《第2回につづく》
高津臣吾の著書『愛と哀しみのスワローズ』(KADOKAWA)
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