将棋PRESSBACK NUMBER
「初の女性棋士誕生」が目前に迫るけど…西山朋佳vs福間香奈の頂上決戦はやはり面白い「逆の勝敗もあり得た」3勝1敗の内容はすべて大接戦
text by

田丸昇Noboru Tamaru
photograph byKeiji Ishikawa
posted2026/10/07 17:00
西山朋佳と福間香奈。女流棋界トップの2人が戦う白玲戦は大詰めに差し掛かっている
第4局は、西山が125手で勝利。終局時刻は18時4分。残り時間は、西山13分、福間0分。
この結果、西山は白玲戦七番勝負で3勝1敗と星を伸ばし、白玲防衛まであと1勝と迫った。
西山は「暴れ馬」、福間は「出雲のイナヅマ」という異名がある。白玲戦では両者の持ち味がともに発揮されたが、第4局までは前者の勢いが勝る結果となった。ただ将棋の内容はいずれも大接戦で、逆の勝敗もあり得たと思う。福間が第5局に勝てば、勝負の行方はまだ分からない。
他の大きな勝負に敗れ…白玲戦に集中か
ADVERTISEMENT
第5局は、10月10日に石川県金沢市「ホテル日航金沢」で行われる。
西山は白玲戦第1局から第4局までの2カ月あまりに、ほかの女流棋戦とプロ公式戦の対局が計5局あった。
そのうち、宮澤紗希女流二段(24)との倉敷藤花戦・準決勝(9月4日)、伊藤沙恵女流四段(32)との女流王座戦・挑戦者決定戦(9月8日)も大きな勝負だったが、西山はいずれも敗れた。
若手精鋭やタイトル経験者を相手に、西山といえども勝つのは容易ではない。ただ慌ただしい対局日程によるものか、将棋の内容が精彩を欠いた。今は白玲戦に集中したい、という思いもあったのかもしれない。
チェックを入れてボタンを押すだけ
Number Webを見つけやすくする
