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ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
「全部、物足りない。まだまだ行けるのに」DeNA度会隆輝の成長とそれ以上の悔しさ…安定感増した“あの安打製造機”の教え「毎日10種以上のドリルを」
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph byNanae Suzuki
posted2026/10/05 11:05
今季は好不調のムラが減り、規定打席にも到達した度会。いったい何を変えたのだろうか
「確実に好不調の波は小さくなってきてはいますが、まだまだ幅を小さくしなければいけないし、それができると思っています。また好不調の波を小さくすることは大事ですが、理想を言えば波そのものの回数を減らすことができれば、もっと安定した成績が残せるはずです。いい状態を長くつづけるのは難しいことなのですが、好調を1試合でも多く維持できる選手が成績を残せるのだと思います」
入団以来、度会の取材をつづけているが、爽やかで明るかった青年は、その気質を消すことなく、プロとしての確固たる自分を築きつつあるようだ。単に歳をとっただけなのかもしれないが、決して順風満帆な歩みではなかったゆえに、深みのようなものがわずかながら見えるようになってきた。
鈴木尚典コーチとの取り組み
果たして好不調の波を小さくできた要因はなんだろうか?
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「メンタルの切り替えもそうですが、今は準備にすごくこだわっていて、それをやり抜けたことが結果に繋がっていると思っています」
事前の準備。度会は、そのひとつとして7月から一軍に合流した鈴木尚典打撃戦術・育成コーチと取り組んでいる練習について教えてくれた。
「毎日やるティーのドリルが決まっていて、それをこなせているのが大きいと思います。尚典コーチには毎日練習に付き合っていただき、そこが生きている。本当に尚典コーチには感謝しかないですね」
ティーの種類は10以上にも及ぶという。

