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ハマ街ダイアリーBACK NUMBER
「全部、物足りない。まだまだ行けるのに」DeNA度会隆輝の成長とそれ以上の悔しさ…安定感増した“あの安打製造機”の教え「毎日10種以上のドリルを」
posted2026/10/05 11:05
今季は好不調のムラが減り、規定打席にも到達した度会。いったい何を変えたのだろうか
text by

石塚隆Takashi Ishizuka
photograph by
Nanae Suzuki
プロ3年目、開幕から一軍に帯同され、離脱することなくペナントレースを最後まで駆け抜けた。そして初めて規定打席数をクリアすることができた。
一軍で戦いつづけるということ——。
横浜DeNAベイスターズの度会隆輝は、真摯な瞳で、タフだったペナントを振り返る。
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「自分としては成長を実感することのできたシーズンでした。過去2年、継続しつづけることの難しさを経験し、そして今年1年、大変なこともありましたが、最後までやり抜くことができ、規定打席数にも届いた。そこが成長できた部分なのかなって」
生真面目な様子で語る度会からは、どこか安堵したような雰囲気が漂っていた。
全部物足りない
今季は134試合に出場し、打率.274、129安打、51打点、9本塁打、OPS.714、得点圏打率.305と、及第点といってもいい成績を残した。ただ言うまでもなく、度会は満足していない。
「全部物足りないと思っています。まだまだ行けるのに、なにかひとつ足りない。すべてにおいて改善していけるようにやっていくしかありません」
少しだけ悔しさを滲ませ度会はそう言った。自分がチームに求められている役割は、さらに上のレベルだと言わんばかりに。
3年前、ナンバーワン野手として鳴り物入りでドラフト1位入団し、胸のすくような派手な活躍もあったものの、一方で心身ともにムラがあり、調子を維持することができなかった。
しかし今季は開幕から打率.270~.280を維持し、大きく崩れることはなかった。好不調の波を乱高下させないことが今季はできたと度会はうなずく。

