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「とんでもない一発…あれがダイチのクオリティ」同僚も賞賛“日本代表の司令塔”が見せた「衝撃シュート」ウラ話「最初は『何をやっているんだ?』と…」
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田嶋コウスケKosuke Tajima
photograph byGetty Images
posted2026/10/02 11:42
EFLカップで「衝撃シュート」を沈めたクリスタル・パレスの鎌田大地。そのプレースタイルの進化とは?
前半にはPA内に滑り込み、味方のクロスに合わせてネットを揺らした。オフサイドポジションにわずかに入っていたことでゴールは認められなかったが、PA内でフリーになる鎌田の攻撃センスが生きていた。
一方、得点力が発揮されたのが、リーグ杯3回戦のミドルズブラ戦だ。
59分から途中出場すると、鎌田はこの日もシャドーに入った。圧巻だったのは出場から約13分後。冨安健洋からCFに縦パスが入りかけたタイミングで、鎌田は中盤からダッシュを始めた。ポストプレーから自分にパスが来ることを察知し、その読みどおりにDFラインの裏に抜け出す。そしてPAのやや手前から、華麗なループシュート──相手のGKは一歩も動けず、ボールはネットに吸い込まれた。
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試合後、アシスト役のノルウェー代表FWヨルゲン・ストランド=ラーセンは、鎌田への賛辞を惜しまなかった。
「ダイチにボールを渡してから、決める気はした。ただ、彼がドリブルを始めてから、『一体何をやっているんだ?』と思った(笑)。時間は70分を過ぎたところだった。リードしていたから、そのまま時間稼ぎをするのかと思ったが、まだ早い。すると突然、とんでもない一発を繰り出した。あのようなシュートを決めてしまうのがダイチのクオリティ。トッププレーヤーだ」
チームメイトも読めなかった“一手”
「とんでもない一発を繰り出した」の原文は “pulled something out of the hat”。
手品師が帽子から思いがけないものを突然取り出す、という英語の言い回しだ。時間稼ぎを始めたように見えた鎌田が、次の瞬間にはGKの頭上を抜いていた。
パスを出したストランド=ラーセンにも、その一手は読めなかったのだろう。
興味深いのは、鎌田がかつてパレスのシャドーでプレーする難しさを繰り返し語っていたことだ。守備から速く攻めるパレスでは、最前線の後ろに立つシャドーの選手にも、ドリブルでボールを前へ運ぶ力が求められる。推進力が必要だと、鎌田はそう感じていた。

