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「俺たちのスーパースター」プレミアリーグに辿りついた170cmの日本人ウインガーはなぜ愛される? コベントリー坂元達裕が語るランパード監督からの言葉
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北條聡Satoshi Hojo
photograph byGetty Images
posted2026/09/18 17:18
'25-'26シーズンのチャンピオンシップ優勝時。ランパード監督(左)は坂元について「タツのプレスのかけ方は、チームで一番だ」
ともあれ、新たにやって来た小柄な日本人はシーズン突入後も見事な仕掛けで期待に応え、同年の10月には冒頭のチャントがゴール裏から聞こえていたという。もっとも、地元のサポーターから深く愛されるようになった理由は、何も見映えのする軽業ばかりではない。
勇敢な戦士でもあるからだ。
相手の激しいファウルを浴びても決してひるまず、何度でも立ち向かい、ボールを失えば、全力で奪回を試みる。無論、相手が屈強の大男であっても――だ。
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筋金入りのハードワーカーでもある。
必要となれば、自陣の深い位置まで追いかけ、体を投げ出し、仲間のフォローにも回る。チーム屈指のテクニシャンでありながら、泥臭く走り、戦うわけだ。その姿が労働者文化の中で育った地元の人々に深く刺さったのは想像に難くない。
「僕は独りで試合を決められる選手じゃない。でも、1試合を通じたチームに対する貢献度にはすごく自信があるんです」
ランパードから直接かけられた言葉
自分の強みは何か。それに対する理解が深い。サッカーには攻める時間もあれば、守る時間もある。現代のトップレベルではどちらも水準以上にこなす力が必須の要件であり、そこを軽視する指導者は少ないだろう。事実、コベントリーを率いるフランク・ランパードも強度の高い守備に人一倍こだわる指揮官だ。
「そこ(攻守のハードワーク)は評価してもらっていると思っています」
思い過ごしではない。自らの去就を考えていた頃、ランパードから直接「プレミアリーグへ昇格するにはお前の力が必要だ。何としてもクラブとの契約を延長してほしい」と説得されている。本人にとっても、一番刺さった指揮官の言葉だ。
ランパードの思惑どおり、坂元が残留したクラブは昨シーズン、見事チャンピオンシップを制覇。この25年ぶりの昇格をもたらした原動力こそ、坂元をスイッチ役とする前線からの苛烈なプレスだった。
「確かに昨シーズンを振り返ると、プレスをかけてボールを奪い、そこからゴールが生まれる場面が本当に多かったんです」
手順はこうだ。
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