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井上尚弥でも中谷潤人でもなく…竹内由恵40歳が共感した“あるボクサー”とは?「切り売りという感覚がある」人気アナに聞く“フリー転身後”のリアル
text by

篠﨑貴浩Takahiro Shinozaki
photograph byMiki Fukano
posted2026/09/10 17:03
フリー転身後も多忙な日々を送る竹内由恵。アスリートへの取材で聞いた話が、人生の糧になっていると明かす
竹内 もっと「語れる人間」になりたいですね。ずっとインタビューする側だったので、「じゃあ自分が聞かれた時、何を語れるんだろう」と考えると、「ないな」って(笑)。アナウンサーは、相手が話している時には入らず、いいタイミングを見つけて進行する。“空気を読む”ことをずっとトレーニングしてきた人間なので……。
――これからは、むしろその逆に?
竹内 ある意味、“空気を読まない人”になりたいです(笑)。自分の考えをちゃんと言える人には憧れます。例えば、9月10日の『超RIZIN.5』で対戦する青木真也選手や朝倉未来選手。確固たる自信や実績があるからこそ、その人の言葉として成立するものがあると思うんです。
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――つい先ほど、ラジオで弥益ドミネーター聡志選手と井上雄策選手にインタビューした影響も早速出ていますね(笑)。
竹内 影響されやすいので(笑)。私も40歳ですし、「自分を可愛く見せよう」みたいなところに、もう頼りたくないなと思いますね。
――これだけキャリアを積んでも、まだ「もっと」という思いがあるんですね。
竹内 そうですね。まだ何も成し遂げてないという感覚です。ちゃんと自分自身のボスでありたい、というか。
――自分の進む方向を自分で決めていきたいと。
竹内 これまでは、ありがたいことに誰かに選んでいただいて、与えられた場所で頑張ることが多かったんです。でもこれからは、自分が何をやるのか、どこに向かうのかを、自分で決めていきたい。一回きりの人生ですから。
竹内由恵(たけうち・よしえ)
1986年1月20日、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2008年にテレビ朝日入社。『ミュージックステーション』『やべっちF.C.』などを担当し、2019年に退社。2020年からアミューズ所属。現在はフリーアナウンサー、タレントとして活動するほか、自家焙煎コーヒーブランド「renag coffee」を手がける。CBCラジオ『竹内由恵のGood Shape Navi』パーソナリティ。

