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[デビュー戦を語る]鈴木彩艶「勝利につながるプレーを」
posted2026/09/11 09:00
text by

山中忍Shinobu Yamanaka
photograph by
Getty Images
「ザイオン・スズキは世界ナンバーワン!」
ビラ・パークのホーム観衆は歌った。
8月31日、プレミアリーグ第2節アストンビラ対アーセナルの前半25分。鈴木彩艶が、敵のヘディングシュートを反応鋭く弾き出した直後の合唱だった。その前日にチェルシーへと去ったGK、エミリアーノ・マルティネスの応援歌で、ファンが名前の部分だけ替えたのだ。
主審は、シュートに至る前のファウルに笛を吹いており、ネットを揺らされていてもゴールは無効だった。しかし、控えGKが出場して0-4で大敗に終わった開幕戦の翌週、アストンビラのファンは鮮烈なデビューを果たした新GKの名を歌わずにはいられなかった。
ついに、日本人プレミアGKが誕生した。そう実感させる瞬間でもあった。しかも、アストンビラの「背番号1」として。昨年の王者に惜敗した試合後、鈴木はさばさばした表情で振り返った。
「チームは前節で敗れてしまったので、今回は自分のデビュー戦ということもありますし、負けられない戦いでした。まずは安定感を与えられるようなプレーと、勝利につながるプレーを意識しました。結果的に敗れてしまい、失点シーンを含めて、できることがあったと思うので、しっかり(今後に)活かしたい」
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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