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相撲春秋BACK NUMBER
大ケガで土俵上の夢は潰え…体重110kgから70kgに!圧巻の“超ムキムキボディ”に変貌した元力士の新たな挑戦「大会で優勝する姿を見せたい」
text by

佐藤祥子Shoko Sato
photograph byKeiji Ishikawa
posted2026/09/07 17:01
取材に応じ、新たな挑戦について熱く語った雷鵬氏
そんななかでも、なぜかジムには足を運び、体を動かしていたのだという。
「そこで気づいたんです。『僕にはトレーニングがある。これで食って行こう』と」
力士時代にトレーニングに打ち込んだ経験を生かし、パーソナルトレーナーとして生きていくことを決意。そして同時に、自らの肉体を大きく変えることも決めた。
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「来年、ボディメイクの大会に出るという目標を立てました。力士といえば、筋肉の上に脂肪をまとった体ですよね。その脂肪を極限まで落として、人に見せる体を作ってみたい。もともと、何かを人に伝えたいという感覚が自分にはあって。自分が努力して大きく変わった姿を見せたいんです」
力士は大きい動きのトレーニングをする
だが、相撲のために積み重ねてきたトレーニングと、ボディメイクのためのそれはまったくの別物。大会出場を目指し、これまでとは異なる体の鍛え方を一から試行錯誤したという。
「ボディメイクは、各部位をどう成長させるか。相撲は、いかに相手に力を伝えられる筋肉を作るか、なんです。フォームどうこうよりも、体をどう使って、どうやって力を伝えるか。なので現役当時は全身の連動性を意識したトレーニングをやっていました。てっぽう柱をひたすら突くのも、相手の胸に対して瞬間的に力を、インパクトを与えるため。立ち合いの一瞬でバチーン! と当たるために、力士は大きい動きのトレーニングをするんです。それが今は、部位ごとに狙いを定めて、筋肉をどれだけ大きく、立体的に見せられるかを考えています」
鍛える部位も細かく分け、日ごとに徹底して追い込んでいる。

