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相撲春秋BACK NUMBER
40kg減量で激変!パーソナルトレーナーに転身の元力士が明かす現役時代の“壮絶食生活”「500kcalドリンクを流し込み、焼肉→ラーメン→おにぎり…」
text by

佐藤祥子Shoko Sato
photograph by左:本人提供/右:Keiji Ishikawa
posted2026/09/07 17:00
力士時代の雷鵬氏(左)、現在はパーソナルトレーナーに転身し、力士時代を振り返った(右)
500キロカロリーのドリンクを流し込み……
マルトデキストリン(糖質の粉末)とプロテインを調合し、成人の1食分に相当する500キロカロリーほどあるドリンクを1日3回流し込むのも日課だった。雷鵬氏は、掛かりつけの内科の医師やスポーツトレーナーに相談しつつ、栄養学を学んでもいたという。
「小さい頃から肥っている人とは吸収効率が違うんです。体重増加の肝は消化吸収ですが、僕の場合はたくさん食べると全部下痢で流れてしまう。相撲界では揚げ物などの脂質をよく食べますが、脂質はお腹を壊しやすいので抑えて、そのぶん白米などの炭水化物を増やしました。腸内環境を整えるためのサプリも飲んでいました。身長168cmの僕は、この頃はきっと100kgがリミットだったんでしょうね。夜寝る前に100kgになったのを確認するんですが、寝ている間に2、3kg落ちて、さらに朝稽古で5、6kg減ってしまい、なかなか100kgをキープできない。体がストップを掛けてしまっている感覚でした」
小兵の兄弟子からの励まし
それでも苦労の末“リミッターが外れた”時期を迎え、最高体重は110kg近くにもなった。
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同じく小兵の兄弟子である石浦が、「晋太郎、頑張れ! 絶対関取まで行くんだぞ!」と励まし、雷鵬氏のために効果的なサプリやプロテインなどを買って来てくれていたともいう。
「稽古中も石浦関がつきっきりで指導してくださっていました。トレーニングも付き合ってくれ、『なんとしても関取にさせてやりたいんだ』という気持ちがひしひしと伝わって来ていました。本当に感謝しています」
当時の宮城野部屋の地下には、ベンチプレス、デッドリフト、スクワットというトレーニングの“ビッグ3”に取り組める環境が整っていた。


