甲子園の風BACK NUMBER
ドラフト1位候補・菰田陽生の今…山梨学院監督が語る「強豪社会人チームから“メジャーレベルだ”と絶賛された」「菰田級のスケール感ある野手はいない」
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谷川良介Ryosuke Tanikawa
photograph byJIJI PRESS
posted2026/08/26 11:02
ドラフト1位候補・菰田陽生の今。山梨学院監督が語る
吉田 でも、不思議なもんで「菰田がいるからチームが勝てる」と思ったことは一回もないんです。「あいつを気持ちよく投げさせれば絶対負けない」というタイプだった今村(猛)とは対照的で。ピッチャーとしては変化球を上手に操れなかったという部分があるからかな。ただ、とにかくすごいプロ野球選手になるだろうなという思いだけは、今でも1ミリも揺るがないんですよね。
「プロ野球を通り越してメジャーレベル」
――何がそう思わせるのですか?
吉田 何だろうなあ……打者としては、木製バットとの相性がいい。なんで木のバットで打たせなかったのか後悔してるくらい。
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――木製バットへの順応は高校生野手の多くが苦労する部分ですよね。
吉田 実はこの前、菰田がある強豪の社会人チームの練習に参加したんですよ。(3年夏の)甲子園に出られませんでしたし、実戦感覚を戻したいと思って。そしたら、チームの方々から、プロ野球を通り越してメジャーレベルだと絶賛されました。甲子園の打席には立てなかったけど、入部以来、今が一番絶好調。今大会を見ていても、菰田級のスケール感のある野手はさすがにいなかったと思いますよ。
――なんだか、ずっと吉田監督を“裏切り”続けていますよね。いい意味で。
吉田 おっしゃる通り。毎日4打席に立たせてもらえる世界に入った時の彼の成長はすごいと思う。本当に末恐ろしいですよ。
――吉田監督は打者でいったほうがいいと。
〈つづく/第4回へ〉
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