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「僕の仕事が楽になる」八村塁&河村勇輝が戻れば“ホーキンソン依存”は解消されるのか? 男子バスケ日本代表に起きた“ポジティブの連鎖”の正体 

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雨宮圭吾

雨宮圭吾Keigo Amemiya

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photograph byKiichi Matsumoto

posted2026/08/21 11:03

「僕の仕事が楽になる」八村塁&河村勇輝が戻れば“ホーキンソン依存”は解消されるのか? 男子バスケ日本代表に起きた“ポジティブの連鎖”の正体<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

W杯アジア予選に向けて行われた韓国戦では、2年ぶりに日本代表に合流した八村塁や河村勇輝が出場した

 ホーキンソンを使ったピック&ロールは長く日本の攻撃の第一オプションで、208cmのビッグマンは代表戦では30分以上の出場が常態化していた。ホーキンソン依存の解消と負担軽減は代表が解決できずにきた課題でもある。

 この日のデータや試合ぶりからも見えたのは、依然としてホーキンソンの献身が必要不可欠であるということ。ただ、内実はこれまでとすべて同じではなかったようだ。

「いままではずっと僕がピックをセットしてダイブして、バスケットまで行く。ずっとずっと同じことをやって、ちょっと疲れちゃう。だけど、塁と勇輝はすごくオーラがあるから、僕の仕事が楽になる」

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 韓国戦の前にテレビインタビューでそんな風に語っていたホーキンソン。88―68で圧勝した韓国戦後も、「今日はそれほどきつくなかった」と前向きな変化を感じていた。

「毎回必ずスクリーンをかけにいったり、ボールをもらいにいく必要がなくなった。出場時間も久しぶりに30分を切ったしね。チーム全体のローテーションの中で、必要に応じてそれぞれの強みを持った選手をコートに送り出せていたと思う」

持ち味を発揮した馬場

 もうひとり「+/-」で八村、河村の両名を上回ったのが馬場だった。第2クオーターにはスティールから自らの時間帯を作り、スティール計3本と持ち味の守備面で特に力を発揮した。馬場も役割の明確化がプレーにもたらす好影響を口にした。

「塁と勇輝の頼もしさがすごいので、よりディフェンスにシフトできました。自分自身どこまで動けるのか探りながらの試合でしたけど、ある程度点数にコミットできたのは彼らがいたおかげですね。合流して数日で思った以上にいい試合ができた。塁の強みも、勇輝の強みも出せていたし、さらによくなるチームだと感じました」

 チームとしての約束事やセットを作っていくのはこれからだが、強い個が加わることで周りの個性がより際立つ。「日本史上最強」と謳われたこの日のメンバーによって示されたのは、そうした組織の化学反応だった。

【次ページ】 「まったく負ける気がないじゃないですか、彼らは」

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