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ラモス瑠偉の説教「普通のことだよ。当たり前のことだよ」田中パウロ淳一を変えた日本代表10番の“日常”「憲剛さんも100枚以上サインを書いていた」
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田中パウロ淳一Paulo Junichi Tanaka
photograph byAFLO
posted2026/08/15 11:02
栃木シティのJ2昇格に大きく貢献した田中パウロ淳一(32歳)。SNS総フォロワー80万人超のサッカー界を代表するインフルエンサーでもある
移籍して、ラモスさんのもとでプレーしたのは短い期間だった。
ラモスさんもシーズンの途中でチームを離れることになったのだ。
でも、僕にとってはすごく大きな出会いだった。
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ラモスさんは、入院していた子どもたちを当たり前のようにグラウンドに連れてきていた。僕らから見ると、それは特別なボランティア活動や社会貢献活動の一つのように見えていた。
子どもたちに夢や元気を与える活動。そんな言葉で説明したくなる。
でも、ラモスさんは違った。「特別なこと」でもなく、いいことをしています、という顔もしない。
ただ、一緒にいる。話す、笑っている。
子どもたちが帰ったあと、「僕も、そういう活動に参加させてもらいたいです」と言ったとき、ラモスさんに怒られた。
「これは『活動』じゃない。普通のことだよ。当たり前のことだよ」
その言葉は、ずっと心に残っている。
誰かに元気を与えるとか、社会のために何かをするとか、そう考えると、「してあげよう」という意識も入り、少し構えてしまう。
でも、ラモスさんにとっては、それは日常であり、当たり前の行動だった。
会いたいと言ってくれる人がいる。だったら会いに行く。それだけだった。
その姿を見て、僕の考え方も変わった。


