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「直近10局、じつは5勝5敗」藤井聡太vs伊藤匠の“同学年ライバル対決”だけでなく「竜王戦ドリーム」の28歳とは何者か…観る将マンガ家が描く
posted2026/08/04 06:15
7月の将棋ハイライト。イラストは関連記事からご覧になれます。
text by

千田純生JUNSEI CHIDA
photograph by
Junsei Chida/日本将棋連盟
最高気温35度どころか40度の酷暑日も珍しくなくなってしまった昨今、物理的に暑いのは何とか収まってくれと思いつつ……将棋界の熱戦は、よりヒートアップしています。
藤井vs伊藤、直近10局じつは5勝5敗
7月4日に開幕した「伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦七番勝負」では、藤井聡太王位に対して、同学年の伊藤匠二冠が挑戦者として挑む構図となっています。
〈第67期王位戦日程と結果〉
第1局:7月4・5日@静岡県浜松市 伊藤1勝
第2局:7月15・16日@兵庫県神戸市 藤井1勝
第3局:7月29・30日@北海道登別市 藤井2勝
第4局:8月18・19日@長崎県長崎市
第5局:8月26・27日@徳島県徳島市
第6局:9月8・9日@神奈川県秦野市
第7局:9月28・29日@山梨県甲府市
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「通算対戦成績は藤井六冠から見て17勝7敗なんですが、直近10局を見てみると5勝5敗の五分なんですよね。さらに藤井六冠からタイトルを奪った経験があるのは、伊藤二冠だけなんです。それはそれで藤井六冠のスゴさとも言えますが」
編集担当さんがこう話す通り、伊藤二冠は今や藤井世代どころか、全棋士の中でも藤井六冠の最大のライバルになっています。
そんな伊藤二冠が開幕局を勝利して3度目の“藤井撃破”へ幸先の良いスタートを切ったかと思えば、藤井王位が連勝で巻き返し。盛夏から初秋にかけて日本全国で行なわれる七番勝負ですが、まるで同期間に開催されていたサッカーW杯のような一進一退の攻防となっています。伊藤二冠がタイトルを保持する王座戦では、6月編でも触れたように挑戦者決定戦に藤井六冠と広瀬章人九段が進出しており……タイトル戦の動向から目が離せません。
竜王戦、20代の棋士が挑戦者決定戦に
さらにタイトル戦で、若手棋士の躍進が目立っているのが竜王戦です。

