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「これ以上話すとネタバレになるよ」木原龍一が三浦璃来のトークを制して…“りくりゅう”が前例なきアイスショー「THE DESINY」に込めた思い
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野口美惠Yoshie Noguchi
photograph byAsami Enomoto
posted2026/08/01 17:20
「りくりゅう」(三浦璃来・木原龍一ペア)がプロデュースしたアイスショー「THE DESTINY」が7月31日に開幕。プロスケーターとしての第一歩を踏み出した
「いや、一番最初に『僕は野球がやりたい』と言い出して、『それいいね』ってなったんですよ。コスチュームもすごく可愛くて素敵なものが出来上がりました。野球は本人(木原)がすごくやりたくて、実際に(氷上で)野球をするんです。それで、打つんだけど、走らなくてね…」
「これ以上話すとネタバレになるよ」
プログラム内容については初演が終わるまで非公開の予定だったが、三浦が思わずプログラムのネタをどんどん話していく。三浦としては、野球好きの木原が少年のように演目を楽しんでいる様子を、記者に伝えたくて仕方ないのだ。しかし木原があわてて「これ以上話すとネタバレになるよ。ペラペラと…」と言葉を遮り、三浦は両手を口に当てて、「じゃあ、お楽しみに!」と笑った。
また第1幕の最後には、「Memory Memory」というタイトルで、トップ選手たちによる名作メドレーもある。りくりゅうの2人は、2023年世界選手権で初優勝したシーズンのショート「You’ll Never Walk Alone」(通称ユルネバ)の最後のステップを演じた。
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「やっぱり一番最初にワールドチャンピオンになった時のプログラム。実は『ザ・デスティニー』のロゴの青と金も、ユルネバの衣装の色から来ているくらい。すごく思い入れのあるプログラムです」(三浦)
「本当は、去年のオリンピックシーズンに、ショートをユルネバに戻すというアイデアも出ていたくらいです。もう一度、皆さんの前で出来たら良いなという思いを持っていたので、今回滑らせていただくことになりました」(木原)
スケートの楽しさや、運命の相手に出会えた嬉しさを全身で表現することで、2人を世界の頂点へと導いた思い出の曲だ。
「やっぱり最後の世界選手権の時に滑ったことがすごく記憶に残っていて。なんだか懐かしいなっていう気持ちになりました」(三浦)
「試合で滑っていた当時に先生から『このループ(ターン)のエッジが飛んでるから気をつけなさい』『クラスター(連続ターン)の最後のアウトサイドにしっかり乗らないとステップのレベル落とすよ』と常に言われてきたのを、今回滑りながら思い出して、懐かしいなって思い出しました」(木原)
“りくりゅう”第二の人生のスタート
2人それぞれの胸に、当時の気持ちが蘇った様子。第二の人生のスタートともいえるショーに向け、絆を確かめ合った。
「THE DESTINY」は、7月31日に始まり8月2日まで開催。りくりゅうの2人以外に、ミラノ・コルティナ五輪の銀メダルペア、銅メダルペアも参加。さらにアイスダンスからは、小松原美里&ティム・コレト、吉田唄菜&森田真沙也、櫛田育良&島田高志郎、村元哉中&高橋大輔など、日本を代表するダンサーも集結する。
「本当にゼロからのスタートだったので、たくさんの方にご協力していただいて、ここまで来ることができました。ものすごく高い完成度で仕上がり、私たちも感動していて、本当にたくさんの方々に感謝だなと思っています」(三浦)
ペア、そしてカップル競技の魅力を伝える伝道師として、新たな道を切り開いていく。



