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ジュニア無敗の女王が衝撃のシニアデビュー…島田麻央(17歳)が語ったロシア選手からの刺激「イグナトワ選手を見ていたら4回転ルッツも出来るなって…」
posted2026/09/13 06:10
ロシアの選手が復帰した中で初のシニア国際大会を優勝を飾った島田麻央。(左から)銀メダルのイグナトワ、金メダルの島田、銅メダルのフロロワ
text by

野口美惠Yoshie Noguchi
photograph by
Asami Enomoto
「ロシアの選手が出てきた中での優勝っていうのと、そして自分がすごくいい演技ができての優勝なので、さらに嬉しさは増してるかなって思います。シニアは、いい時も悪い時もあると思うんですけど、そこで諦めずに頑張って、たくさんの人に知ってもらえるような選手になれればいいなって思います」
ジュニア無敗の女王が、華々しいシニアの国際大会デビューを飾った。チャレンジャー・シリーズ(CS)木下グループ杯(9月4-6日、東京)のフリーで、島田麻央(17)はトリプルアクセルと4回転トウループを成功。ロシア勢の復帰にも注目が集まった一戦で、新時代の到来を予感させる優勝を飾った。
イグナトワと一緒に練習して「少し圧倒された」
ジュニア時代は世界ジュニア選手権4連覇を含め、39連勝という金字塔を打ち立てた島田。初のシニアでの国際大会に向け練習を積むなか、ロシア・ベラルーシの選手がAIN(中立選手)として復帰参加することが、知らされた。
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「『すごい!一緒に試合するの!?』って思いました。まさか初戦からロシアの選手が来ると思っていなかったので『早いな』と思ったのと、でも一度見てみたかったので、すごくワクワクしていました」
エントリーしたロシア勢の中には、北京五輪銀メダリストで4回転の寵児といわれる、アレクサンドラ・イグナトワ(旧姓トルソワ)がいた。ショート当日の朝、公式練習で一緒になると、目を見張った。
「イグナトワ選手とは初めて一緒に練習して、少し圧倒されました。テレビで見ていた通りすごい上手だなというのと、テレビで見ていたよりもジャンプにすごい高さがあるな、と感じました」
イグナトワは出産から1年での国際大会競技復帰。しかしすでに4回転ルッツを確実に降りていた。
「調整の仕方も、違いました。私は何度も跳んで、跳んで、練習時間の最後まで跳ぶという感じだったんですけど、ロシアの皆さんは本当に無駄がない跳び方で、ちょっと調整したらすぐに氷から上がる感じだったので、少し驚きました」
しかし島田はその驚きを、プラスのモチベーションに切り替えた。
「今シーズン、私はシニア1年目で、一番下の立場。まずはシニアの選手に追いついていけるようにっていうのを心がけていたので、去年よりは気持ちが楽です。なので、すぐに自分に集中しました」
ショートは自己ベスト更新も…
ショートの演技冒頭、トリプルアクセルを着氷。1つ1つの技を丁寧にこなし、最後まで勢いを落とさずに滑り切った。演技を終え、小さく控えめにガッツポーズ。


