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センバツ4強が「地方大会で全校敗退」の衝撃…なぜ今年の夏は“番狂わせ”が多かった? 関係者が語った今年特有の「まさかの理由」とは
posted2026/07/29 06:03
センバツで全国制覇を果たした大阪桐蔭、決勝で戦った智弁学園がともに地方予選で敗れる結果に。果たしてそこにはどんな理由があったのか
text by

安倍昌彦Masahiko Abe
photograph by
JIJI PRESS
夏の甲子園に向けた各都道府県の代表49校が出そろった。一方で今年は春のセンバツでベスト4に入った4校がいずれも地方大会で姿を消すなど、“波乱”が報じられるケースも目についた。なぜ夏の大会は「番狂わせ」が起きやすいのか。また、特に今年に多かった「まさかの理由」を関係者に取材した。《NumberWebレポート全2回の2回目/最初から読む》
この夏の地方大会では、春のセンバツの4強がすべて敗退することとなった。
優勝校・大阪桐蔭、準優勝校・智弁学園に、ベスト4の中京大中京に専大松戸。これら強豪4校が姿を消したことが、その象徴的現象になった。
前編でも触れたように、春から夏にかけての「強豪」は、なかなかに辛い。しかも春のセンバツでいいところまで行くと、学校も応援する人たちも、夏の期待は「全国制覇」にボルテージアップする。
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チームはチームで、そうした期待をひしひしと感じ、夏までの実戦は練習試合も公式戦も「いつも勝たねばならない」と、ついつい思ってしまう。
強豪であればあるほど「勝ち方」も問われる?
しかも強豪はただ勝てばよいというわけじゃない。その「勝ち方」まで問われる。つまり、強豪らしく、スキのない野球をして相手を一蹴するような強い勝ち方でないと、まわりが承知しなくなる。
辛いのは強豪の指導者、選手までそうした「呪縛」を自分たちに課すようになることだ。これが「無言のプレッシャー」というものだろう。
この春、ある県大会のことだ。7回コールドで勝利したチームが、試合後、血相変えて帰り支度を急いでいる。

