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W杯の深層「自滅だ」ルーニーらが断罪“あのトゥヘル采配”は大失態なのか…アルゼンチンに大逆転負けイングランド「悔いはない」6バック化の伏線
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山中忍Shinobu Yamanaka
photograph byKaoru Watanabe/JMPA
posted2026/07/22 19:22
アルゼンチン戦の交代策で厳しい批判を浴びたトゥヘル監督だが、冷静に振り返ると“打つ手がなかった”ともいえる
敗戦後に「悔いはない」とした当人の発言を、筆者は負け惜しみでも、言い訳でもないと解釈している。確かにコンサ投入に伴う5バックへの変更に始まり、最終的には事実上6バックとなる交代策は功を奏さなかった。しかし、アルゼンチン戦までの勝ち上がりでは、1人退場者を出しながらも3-2で制したラウンド16メキシコ戦と、ノルウェーとの準々決勝(2-1)では逃げ切りに成功していたことが伏線にある。
なにより、トゥヘルの身になって考えれば、他に選択肢はなかったように思える。
第一に、イングランドはトゥヘルが動く前から引いてしまっていた。リードを奪った途端、選手たちが逃げ切りモードに入ったようになったのだ。
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先制後のリスタートから、相手右ウイングのジュリアーノ・シメオネに裏抜けを許し、左SBジェド・スペンスの素晴らしいスライディングタックルで危機を逃れていたこともあったのかもしれない。
そもそも最終ラインに不安材料を抱えていた
結果としての相手CKから、コンサ投入までの15分間で、敵陣内にボールを届けたのは4回だけ。うち2回は、GKジョーダン・ピックフォードのロングキックと、右SBリース・ジェームズによる大きなクリアだけ。攻め入ったと言えるのは後半21分、ボランチのデクラン・ライスがミドルを狙って終わった1回だけだ。その3分後には、メッシのクロスから、ピックフォードのビッグセーブを要する危機を迎えてもいた。
そもそも、イングランドは最終ラインに不安材料を抱えていた――。〈つづきは下の【関連記事】へ〉

