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「牧秀悟さんは、それができている、と」DeNA期待のルーキー宮下朝陽は宮﨑敏郎に教えを受けて…「休日も、野球のことばかり考えていますね」 

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石塚隆

石塚隆Takashi Ishizuka

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photograph bySankei Shimbun

posted2026/07/13 11:17

「牧秀悟さんは、それができている、と」DeNA期待のルーキー宮下朝陽は宮﨑敏郎に教えを受けて…「休日も、野球のことばかり考えていますね」<Number Web> photograph by Sankei Shimbun

パンチ力を秘めた打撃で「打てるショート」へ期待がかかる新人・宮下朝陽。宮﨑敏郎からかけられた言葉とは……?

「足は速いし、体も強い。そこに関しては負けているので、それ以外のところで何とか食らいついていきたいと思っています」

 リスペクトを込め宮下はつづける。

「刺激を受ける存在ですし、負けないようにしたい。だから、しっかり右投手も打てるようにしていきたいと思っています」

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 7月7日の中日戦(横浜スタジアム)、先発が左腕のカイル・マラーだったので宮下はスタメンで出場したが、8回裏、代わった右腕の伊藤茉央からセンター前へタイムリーを放っている。その打球速度は178kmと強烈なものだった。

 宮下は「打球スピードはあまり意識していません」と言うが、これだけハードコンタクトができるのは、ある種の天賦の才といっていいだろう。

 前出の万永貴司野手コーディネーターは言う。

「あの打球速度は、間違いなく魅力だと思います。守備もいいですし、一生懸命だし向上心もある。今はいろいろ経験をして、プロ1年目を過ごして欲しいと思いますね」

「打てる遊撃」を目指して

 目指すは当然レギュラーだが、宮下が理想とするのは“打てるショートストップ”だ。

 守備に関し、藤田一也内野守備走塁戦術・育成兼ベースコーチは次のように評する。

「落ち着いて確実なプレーをしてくれています。スローイングも不安がなく、1年目にしてはどっしりとしていると思います。正直、体の使い方などまだまだな部分はありますけど、ショートでレギュラーを獲れる可能性はあると思います。予測であったり準備の部分で経験の足りなさが見えますが、今はしっかりと守れているので、あとは彼次第だと思います」

 ハマスタでナイターがある日は、早出をして午前中から藤田コーチとともに守備練習に励んでいるという。

「とにかくいろんなものを吸収しようという貪欲さがありますね。ただ、宮下にはいつも言うんですけど僕が指導することがすべてではない。いろんな人からアドバイスをもらって、いいモノを取捨選択して、それを宮下のプレースタイルや野球理論に落とし込むことが大事なんです。石上らと切磋琢磨して、自分の立場を確立して欲しいですね」

【次ページ】 若いながら醸し出す落ち着いた雰囲気

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