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「訪れる日本メディアも激減」レッドソックス吉田正尚の“現在地”…ライバル故障も出番は増えず「この状況で複雑な意味を持つ」5年145億円の大型契約 

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山田結軌

山田結軌Yuki Yamada

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posted2026/07/11 11:04

「訪れる日本メディアも激減」レッドソックス吉田正尚の“現在地”…ライバル故障も出番は増えず「この状況で複雑な意味を持つ」5年145億円の大型契約<Number Web> photograph by Getty Images

メジャー4年目、正念場に立たされている

「普通に考えると自分自身は、外野で序列的には下でした。アンソニーがケガをして、そこを1個上がるかな、と。そこで最初の何試合かで結果が出なかったのは自分的にも痛かった。ここでしっかり(レギュラーに近い立場を)つかめればという思いでしたけれども、力みもあったり、打たなければいけないというのが強過ぎて……。結果が出なかったのは痛かったですね」

外野のポジションは激戦区

 5月は23試合に出場し、打率.254、OPS.695をマーク。コンスタントに出場機会を得ながら、アピール不足は否めない数字だ。6月は15試合に出場を減らし、打率.229、OPS.622と成績を下げてしまった。

「アンソニーがケガをして、出場機会がある程度増えてきているなかで、結果を出していれば地位をつかめるでしょうけれども、現状このような数字では他のリーグのDHの選手と比べると明らかに低い。そこでなかなかうまくいかない」

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 中堅のポジションはセダン・ラファエラが固めている。2024年4月に8年5000万ドル(約80億5000万円)で契約延長した選手で、守備力が高く、昨季はゴールドグラブ賞を獲得。打撃面でもwRC+(打席あたりの得点創出力を球場差などで補正した指標。100がMLB平均)は110。守れるだけの中堅手ではなく、不動のレギュラーだ。

 右翼はウィルヤー・アブレイユ。右翼手トップのDRS+16(7月3日時点)を記録している。WBCのベネズエラ代表で日本との準々決勝で伊藤大海から逆転3ランを放ったあの打者だ。

削られていく吉田の打席

 DRSとは平均的な同ポジションの選手と比べて何点防いだかを示す守備指標。つまり、アブレイユはメジャー平均レベルのレギュラー右翼手より、16点分を防いだ守備力がある、ということだ。打撃でもファングラフスで今季wRC+107をマーク。左打ちで長打を期待でき、守備でも計算できる。

 さらにジャレン・デュランもいる。今季は打率.196、wRC+61と苦しんでいるが、外野3ポジションをこなせる運動能力と走力があり、打率は2割前後ながらもチーム内での扱いは吉田とは違う。

【次ページ】 5年総額「145億円契約」は4年目を迎え…

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