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「じつは大家族スペシャルの取材依頼が…」女子バレー最年長・島村春世(34歳)を育んだ意外なルーツ「鎌倉生まれの4300g巨大児」「中学で身長180cm」
text by

田中夕子Yuko Tanaka
photograph byJVA/AFLO SPORT
posted2026/07/10 11:01
バレーボール女子日本代表の大黒柱として存在感を放つ島村春世(34歳)
3歳上の長女、学年は1つ違いだが3月生まれの島村にとってはほぼ2歳差の次女、3歳下の長男、そして8歳離れる四女。島村は5人きょうだいのちょうど真ん中にあたる。四女は島村と同じ川崎市立橘高出身で、春高バレーにも出場している。
歳の離れた四女を除く4人は、年齢が近いこともあって、ケンカの材料は日常の至るところにあった。
「(テレビの)チャンネル争いですよね。うちは家族みんなで夜ごはんを食べるので、その時に何を見るかで争います。きょうだいだけじゃなく、おじいちゃんやお父さんも『これが見たい』と言い出すので、全員でじゃんけんして勝った順番で30分ごとに見たい番組に変えるのがルールでした。子ども同士は一致することもあるので、誰かを代表にするか、全員参加して見られる時間の確率を上げるかとか、子どもながらにいろいろ考えていましたね(笑)」
母が語る「記憶にないぐらい大変だった」
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毎日の食事もバトルそのもの。島村家の定番メニューは、豚肉ともやしを炒めた「豚もやし」。大皿でどーんと置かれたメインディッシュを前にすれば、一升炊きの炊飯器で炊いた白米はあっという間になくなった。
「記憶にないぐらい大変だった」と、当時の記憶を振り返るのは、母・伊緒里さんだ。
「子どもが一人増えると、毎月のお米の消費量が5キロぐらい増える。今の時代だったら大変ですよね。毎日朝起きて、食事の支度をして、1日5回ぐらい洗濯して、また食事の支度をして、子どもたちをお風呂に入れる。洗濯も、乾燥機がついたいい洗濯機があった時代じゃないので。全部干して、全部たたんで、と繰り返すだけで、もう大変(笑)。ただでさえ干す場所がないのに、雨が降ると部屋干ししないといけない。梅雨の時期が嫌で嫌でしかたなかったですね」


