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「じつは大家族スペシャルの取材依頼が…」女子バレー最年長・島村春世(34歳)を育んだ意外なルーツ「鎌倉生まれの4300g巨大児」「中学で身長180cm」
posted2026/07/10 11:01
バレーボール女子日本代表の大黒柱として存在感を放つ島村春世(34歳)
text by

田中夕子Yuko Tanaka
photograph by
JVA/AFLO SPORT
島村春世は、3月4日に34歳の誕生日を迎えた。
今年4月に発表された今シーズンの日本代表登録選手の中に名を連ね、現在開催中のネーションズリーグでも出場を重ねている。
活躍のたびに「チーム最年長」や「経験豊富なベテラン」という枕詞がついてまわるが、ミドルブロッカーとしての存在感は抜群で、動きだけを見ると“年齢”を微塵も感じさせない。
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島村に言わせれば、年齢は「レベル」だ。20代の選手が増える代表チームにおいて、試合に出るたびにコートで輝きを放つ「レベル34」の強さと簡単には折れない逞しさは、彼女が育ったルーツに原点がある。
「毎日の夕ご飯は戦場でした。テーブルにどーんと出された大皿のおかずを、どれだけ小皿にたくさん盛れるか。早い者勝ちでしたね」
鎌倉の大家族
祖父母と両親と暮らした島村には、4人のきょうだいがいる。
江ノ電が走る神奈川県鎌倉市。鶴岡八幡宮やアジサイで有名な明月院、スラムダンクで有名な鎌倉高校前駅の踏切といった観光スポットを想像する人が多いだろうが、島村は「実情は違います」と、笑みを浮かべて地元の「腰越」の魅力を語る。
「根っからの湘南ガールではあるんですけど、みんながイメージする優雅な鎌倉ではないです(笑)。江の島の手前。地域のお祭りで盛り上がる、漁港の近くの港町。のんびりしているけれど、わちゃわちゃもしていて、楽しいところですよ」
何より「わちゃわちゃ」していたのは、幼いころにテレビ局から「大家族スペシャル」の密着を依頼されたこともある島村家だ。

